減量

stupid
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毎年くだらないことを続けている。1月~3月までをダイエット期間として、食事による減量を行う。健康診断のためだ。特に理由はないが、不健康よりも健康に見えた方がいいからだ。1年12ヶ月の内、3ヶ月くらいは食事を制限してもいいじゃないか、と自分に言い聞かせる。

人間とは堕落した生き物で、それでもいかに楽して痩せるかを考える。だから世の中を見渡せば、これだけで痩せる!1日10分この運動で1ヶ月10kg減!などと、言葉が踊る。冷静になれば、そんなことは絶対にないことは分かるのに、人々は飛びついてしまう。愚かだが、そういった言葉が失くなっていない事実を見てしまえば、多くの人が騙され、そしてまた似通った言葉に騙されるのである。

減量の大鉄則であり、普遍の公式は 【摂取カロリー < 消費カロリー】だ。これより分かりやすい減量における決まりは存在しない。そのあとに、どのような栄養素をどのようなバランスで摂取するのかを決めるだけだ。色々な話や定説が語られるが、全ては先程の公式をドリルダウンしただけの話であって、枝葉なのだ。とはいえ、公式を元に自分の消費カロリーと摂取カロリーをきちんと把握しましょうと、話しが進むのは至極真っ当だ。

毎年くりかえしている中で、たどり着いた真理が1つある。減量したいなら火を使わず調理をすべし、だ。もう少し言うと、できれば「焼く」工程を調理に入れない、だ。焼くとはつまり、油を使うことだ。この工程を省くことで、自ずと摂取カロリーは制限される。油を使わなければ自動的に「ローファット」な食事を摂ることとなる。自然と減量は進むはずだ。

そもそも、太ることは悪なのか?と問われると、そうではない。ただ、子供ながらに思ってたことは、なんで大人になるとみんな太るのだろうか?だった。今なら、その理由はハッキリと分かるのだが、だからこそ自分の体重を管理できないのはいかがなものか?と思っている。食事など個々の自由だから好き勝手にすればいい。その好き勝手が体型に表れてしまうと、幼い自分のように「何故?」と思うのである。

くだらないことを毎年つづけてるものの、結局は幼い自分が見た大人に対するイメージを、自分で払拭したいという単純な理由に落ち着いてしまうのである。

@stupid
日々の戯れ言。