進歩

stupid
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家事は嫌いじゃない。特にコロナ禍によって、炊事は特にやるようになった。むしろ、仕事の息抜きを積極的に取るために行ったことの1つが台所に立つことで、何も考えずに出来上がりまでの工程を楽しむことによるヒトトキが大事な時間となった。それは今もなお続いている習慣で、コンビニ弁当や惣菜など買うことはめったにないし食材を買いきちんと調理することで、自らの体重は大幅な増加もなく維持できている。

家事の中で、最も嫌いなことが1つある。洗濯物を干す行為。畳むことは嫌いじゃないのだけど、干すことがとてつもなく面倒で煩わしい。できればやりたくないと思い、コロナ禍に乾燥付きの洗濯機に買い替えた。自分史上、最も素晴らしかった買い物だったかもしれない、この代物は洗濯に関わるストレスを一掃してくれた。干すプロセスがなくなることが、これほどまでに心を安らかにするのかと、驚いた。技術の進化と進歩に人間は感謝と享受しまくるべきだ。

意外と掃除機は相変わらず、コードレスだが自分の足と手を使っている。特にこれに関するストレスがなく、なんとなく自分の手でやった方がキレイになるのではないかと先入観を捨てきれないでいる。とはいえ、事あるごとに色々と調べてはいるし近い将来、迎え入れるだろう。

家事全般が半自動化することは良いことだ。メリットしかないと思う。時間を金で買うことはできないが、金で時間を買う(つまり短縮する)ことはできるのだ。それは技術の進歩を感じる瞬間でもある。

ただ、いつしかより技術が進歩し「これから掃除を開始します。この部屋で一番のゴミはあなたなので、1時間外に出てください」なんてAIから言われしまう未来がやってくることも、ないとは言えないなと。

@stupid
日々の戯れ言。