「アナタはこういう人だからね」と言われることに対して、特に思うことはない。が、ヒトコト言わせてもらうと「それはアナタが思っているイメージですよね」と。イメージとは他人が勝手に決めつけた主観であって、決して本人を表す的を得た具体的な表現ではない。
アナタの視点から見たワタシであって、それが全てであると思いこんでいる時点で非常に自分勝手なのである。だが、やはりイメージとは他人が自分勝手に決めつける虚像だ。だから、文句を言わない。そう見えてしまっているのかと・・・いつも残念に思うくらいだ。
なにかと型や枠に嵌めたがる人は、あちらこちらにいらっしゃる。この類の話で最も理解できないのが血液型だ。たった4種類しかないのに、どれかに当てはめ、傾向をベラベラと喋って悦に入る姿は滑稽で仕方がない。なぜ、そんなにも自分都合で誰が言ったかよく分からない言い伝えを、それらしく言えるのか理解はできない。撲滅してほしい、これに関しては。
一方、イメージも似たような話になるのだが、その人のなかで何パターンあるのかわからないし、そもそも何をどう見て言っているのか分からないので、単純に否定はできない。5個くらい言えば1つくらいは当たる、そこらへんにいる占い師みたいにやられてしまうと、Noとは言いづらくなる。最終的にできることは、「はいはい」だけなのである。
冒頭のように「アナタが思ってることですよね?」とは、当然言えない。空気が悪くなるから。そうやって気を遣わせるアナタのイメージとは一体。