今年がはじまったあたりから、仕事する場所を2拠点にしてみた。今のところ、うまく行っている気がしているので、しばらくはこのままにしてみようと思っている。僕にとって会社のオフィスは顔を合わせて会議する場所なので、仕事をする場所ではなくなってしまった。そういった意味でコロナ禍は非常にありがたい契機だった。基本、自宅を仕事する場所としてやっているのだが、アウトプットすることがメインな仕事において、インプットする時間とアウトプットする手前の作業するための場所が欲しかった。
自宅ではそれなりにデカいPCと、デカいデスクの前でアウトプットすることをメインにしていて1日12時間くらいはその前に立ってるけど「なんだかなあ」とずっと心のどこかで思っていた。単純にインプットする時間がないことへの不満だった。僕は 仕事をする = アウトプットする とはあまり思ってない。質の良いアウトプットのためには、大量のインプットが必要だと考える人間で、そのための時間を確保しなくてはアウトプットの質が下がってしまうように思ってしまう。
意図的にアウトプットする時間と物理的に場所を分ける必要があるのでは?と考え、いつでも使えるインプットする用の場所を確保した。ノートPCと、ルーズリーフと本を持って。
これが結構、気分的にもよくてインプットする時間として切り替えができている気がする。例えば資料を書く手前の材料集めだったり、広告戦略の考えを記してみたり、読みたい本を読んだりと自宅ではやれないことがココで出来ているように思う。
でもね、これを書いてるのは大体ココなんだよな。。。アウトプットじゃん。ま、いっかとタイピングを続けているんだけど。
自分が気分よく仕事ができるように、環境を整えるってことはかなり大事なことだし、自分の機嫌を取れるのは結局は自分だけだから、あらゆる視点から仕事に対してどう向き合うかは考えても良いのかもしれない。僕は好きではないからこそ、これを仕事として向き合える気がしている。だから、今日もここに来てインプットをしているのだ。
第2の仕事場より。