気持ちの整理を試みてる
花譜を知ったのは、#22「過去を喰らう」だった気がする
馴染みのある新宿を背景に、歌声と歌詞とすべてに圧倒されて魅了された
これを書いている中で気づいたけど、おそらく花譜からボカロを知った(#33 「命に嫌われている(Prayer Ver.)」)
コロナ禍の膨大な時間を費やして、その広大な沼に沈んでいったんだと思う
花譜はずっとプレイリストにいたものの、気づけば最新作を追わなくなっていた
(そのあとにじさんじにハマったりもした)
↓この背景もめちゃくちゃ馴染みのある場所(多摩市関戸)
「V.W.P というユニット?がある」くらいのことは知っていたけれど、はるかに大きな存在となった花譜を「観測」することを拒んでいたのかもしれない
花譜と同い年であることも大いに影響していたと思う
いま考えたら、傲慢でわがままだった気がする
時は流れ、大学生になって
ひょんなことから、神椿代々木決戦2024の存在を知った
ライブなんて行ったことなかったのに、気づいたら行くことを決めていて、札幌から往復の飛行機を取っていた
ほんとは 2 日目の「怪歌」に行きたかったけれど、飛行機の遅延リスクに悩んで 1 日目の「現象Ⅱ」だけにしてしまった 今回の最大の失敗
4 年が経った KAMITSUBAKI は想像を超えていた
見渡す限りに席があって、このために集まった観測者がいて、ペンライトが見えるあの空間の一体感は、何ものにも代えがたい感動があった
ステージには大量の観測者たちを前に歌う魔女たちがいて、逆に彼女たちの視界に私たちがいて、代々木体育館という空間を共有していた
そしていまだ変わらない、いや 5 人になってさらに強化された感情の塊のような歌声と、現地だからこその「音が身体に染み渡る感覚」に魅了された
初めて「過去を喰らう」を聞いたときの衝撃を超えて、花譜と「再会」した気がした
とりあえず 4 年前で知識が止まっているので、知り合いの観測者に助けを求めたら「すごいこと言ってる」と言われながら快諾してもらえた
あと久々に花譜のプロフィールを見たら「にほんのどこかにいる20さい。」になっていて、ちょっと驚いた 私も 20 歳だし当然なんだけど……
昔の推し(という言い方はあまりしたくないけれど)を再び推せるの、幸せだな