フォロワーさんに誘っていただいて、クトゥルフ神話TRPGをプレイしてみた。TRPGって実際どんな感じなんだろう?と思っていたけど、進めていくうちにだんだん状況とか行動のイメージができるようになっていって、とても楽しかった。
そういえば以前こういうゲームをプレイしたことがあって、これは結構TRPGの仕組みに近い作品だった。最初にキャラクターのステータスを決めて、その値やダイスを振った結果が進行に影響したりする。脳筋野郎にしてすべてをパワーでゴリ押ししたり、激弱メンタルにすると近所の子供に罵られただけでショックを受けてHPが落ちたりするのだった。一緒に捜査をする刑事とのクソデカな関係性や複雑に分岐していくシナリオが刺さりすぎて、プレイ後は一気に腐女子のテンションになってしまったのを思い出す。
今回プレイした作品について詳しいことは後日書こうと思う。キャラクターの絵を描いたりとかもしていきたい。キャラの設定が結構ふんわりとしたところから始まったはずなのに、振られたダイスがおもしろい働きをして、なんだか自然と自分の性癖に刺さるキャラになっていったのが不思議だった。ダイスの気ままな働きに翻弄されるキャラクター。KP役になってくれたフォロワーさんの説明を聞きながら、そんなキャラの姿を頭のなかで味わっていくのがとてもおもしろかった。今後の目標?課題として、ロールプレイっぽい喋りがもう少し出来るようになれたらいいなと思っている。あと、プレイしてる自分として話せばいいのか、そのキャラとして話せばいいのかがわからなくて判断に迷った瞬間があったので、もっと慣れていけたらいいなと思った。でもなんか絵や漫画や小説とかでキャラ創作をしたことがある人だったら、自分がキャラになって動いていく感覚は割とすっと飲み込んでいけそうな気がする。
あと、創作神話をベースにした作品という括りで、スタートレックのことをふっと思い出した。
これ元はアメリカのSFドラマなのだが、当時めちゃくちゃ二次創作が流行ったジャンルなのである。プロの小説家がこのスタートレックの世界観をベースにして新しいSF小説を書いたりとか、ドラマの続編となる映像作品を独自に考えてアマチュアの有志でつくりました!みたいな大掛かりな創作が結構出ているのだ。そしてプロの書いた非公式の創作小説がハヤカワ文庫から結構たくさん出ている。最初知った時は驚いた。スタートレックにはまってた時に、そういう小説をたくさん読んでいた。ドラマに出てくる宇宙人の種族の生活や儀式とか血縁関係についてかなりじっくり深く掘り下げた作品があったりして、いやこれもはや正典では…?と思いながら読んだ記憶がある。
だいぶ話が逸れてしまった。いろいろ考えてみて思うのは、ある世界観をベースにしてそこに住むキャラクターたちのことを考えながら創作をしたり、また誰かの作品に触れるのって、すごく楽しいということだ。スプラトゥーンもスタートレックもそこは同じだなと思う。クトゥルフ神話も掘り下げたらすごい面白いんだろうなあと思った。神様についてもう少しいろいろ調べてみたい。