店に本を置くようになってからお客さんとの会話にも溶け込むようにおすすめの本が流れるようになった。
10代は小説や漫画、20代の大半は本から離れてしまっていたけどここ数年はまた読み始めてる。今はエッセイ、読みやすい学術書や専門書を手に取ることが増えた。本棚はいくつあっても足りなくなるので新書サイズが最近のお気に入り。
おすすめしてもらった歌集は、できれば書店で出会いたい。「丸善くらい大きな本屋さんなら絶対に取り揃えてるんだろうな」と思いながら小さな本屋を3軒はしごした。
出かける時、iPadを持ち歩くことをやめて1冊だけの本を鞄に滑り込ませる。夜のお風呂上がり、なんとなくSNSを眺めることをやめて新しく手に入れた本の目次を眺めてみる。