実家を出てから10年間のうちで引っ越しを5回経験し実家を含めると6つの家に住んだことがある。引っ越しするたびに、もうここに永住するぞと思うのにまだ永住はできていない。人と暮らしもしたし、ひとり暮らしもした。振り返ると忙しないなと思う。
「間取りを日々眺めるのが好きで」というありふれた趣味を私も持っているわけで、家探しは特技なんじゃないかとも自負してる。しかし6つ目の家でやっと「快適な家」に巡り会えた気がしている。今までは内装が素敵でもどこかに不便さを感じていたし、見栄え重視で住みやすさを薄々蔑ろにしていたことも否定できない。
アパート、リノベ古民家、一軒家、マンション、デザイナーズ…どれも違ってどれも好き。秘密基地みたいな部屋に住んでいた時期は人生でも激動だったし忘れたくない特別な時間だった。
心地よさって人それぞれ。実用面で譲れない条件はお風呂の快適さ・コンロ2口以上、日当たりの良さ。空間の区切り方やお隣さんとの間取りの接し方、キッチンに自然光は入ってくるのかな…など考えることは沢山ある。
間取りを眺め、頭の中で玄関から部屋に入り空想内覧会。条件面もしっかり確認し「敷金あり礼金2ヶ月分、更新料あってのハウスクリーニング高ぁ…鍵の交換代もね」と唸る。
いつか不動産に関わる仕事がしたいなと思い、副業として一度挑戦したことはあるが落ちてしまった。また機会が巡ってきたらいいな。友人の引越しも喜んで相談のります。物件探します!
良い決断をしたな、と今でも自分を褒めたいことは・一人暮らしにしては大きな冷蔵庫・乾燥機付き洗濯機を選んだこと。