sugarfloor
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家の中に父がいた。いるはずがないのに。「お父さん!」と声をかける。「ずっと見てたよ。」と父が言う。「どうやって生きていけばいいのかな?」と聞くと父が「目の前のことに精いっぱい取り組めばいいんじゃないかな。」と言う。

ずっと見ててくれたんだ、と安心した。常々思っていたことなので見解の一致が嬉しい。夢だけど。

2022年の1月に他界してからもうすぐ2年経つ。もう2年かと思う傍らまだ2年かとも思う。いない日々には慣れたが、父に問いかけ応えがほしい時にそれが叶わないことをさみしく思う。