【ゲームをプレイした流れ・以下の感想を読む上での書き手(晒粉)の情報】
・元々なんとなくWEB媒体だけで完成する体験型ゲーム?が存在することは存じていた。存じていただけで詳細は知らず情報を流していた。
・インターネットで話題になっている情報を断片的に見てみると胸糞ブロマンスみたいな空気が醸し出されていたのでそこから気になり出してサイトを開いた。今描いているコミティアのネームが世知辛ブロマンスの話なので何か参考になれば半分、シンプルに現実逃避半分。嘘9割現実逃避。
・全然関係ないがコミティアの原稿(漫画原稿、青年漫画でスペース取得)は普通にスケジュールがやばいのでこんなことしている暇はない。今こうやって文章を書いていることそのものもかなり現実逃避。
・推理と考察にまるで向いていない。書かれている情報からネチネチと重箱の隅を突くことも突く人のこともうっすら嫌い。全てわかるように書け。わからないなら書いていないのとほぼ一緒のスタンスなので本当に向いてない。
【感想】
・元々自分が描いている漫画の吹き出しが大きいのもあって(これどこからの影響だろうな……と考えると多分タイザン5とかな気がする。というか吹き出しって大きい方が視認性高まると思うのでデカければデカいほどいいだろと思っている)セリフのミスマッチに気づけなかった。またおめでとうキックありがとうパンチもすげ〜皮肉込めて言ってるんだろうな……怖っ!くらいで流してしまったのでこの時点で何もかもが詰んでいた。推理と考察にまるで向いていない。
・不穏なのはPR映像等で伝わるが実際の進め方がわからなかった(このレベルの意味は……何?!更新されないのこのレベル?!から始まった)のでチュートリアルを見てようやく情報を把握した。私は反転文字や白文字を見つけ出す等二次創作サイトの裏技的なことをするのだと思っていたので思っていたのでなんか予想していたのと違ったな……とはなった。
・以上の通りから致命的に向いていないのを察しチュートリアルの時点で断念しつつでも…気になりはするんだよなとなりながら攻略サイトを片手にクリアした。多分正しいやり方ではない。途中(というかほぼ折り返しも過ぎたところ)でやり方の要領がわかってきてとにかく気になった文章をメモにコピペする→片っ端から検索かける→引っかからない場合攻略を見る……を繰り返すようになった。結果としては8割(嘘サバ読んだ。9割以上)攻略を見たが一部は自分で検索を打ち出せたのでその時の喜びは多少理解できる。や、ヤッタ〜!って声に出ていた。
・事実だけが淡々と横たわっていてもうどうにもならない話であること。もう終わった話をプレイやーが観測しているだけの状況であることがなんとも胸糞で楽しかった。この手のコンテンツはもう胸糞を楽しいと言っていないとやっていられない。終盤になるにつれてギャハハ、最悪〜とばかり言っていた。このタイプのギャハハ最悪、マジで今私インモラルな物の消費をしているな……という気持ちも同時にやってくる。
・『貴方の勇気ある行動がこの施設の闇を白日の下に晒しだし、不幸な未来に進むはずだった多くの少年たちを救うきっかけになったはずです。』
フィクションなのでそれはそれだがそれはそれとしてこの媒体の中では政府国家諸々絡んでいる時点で偶々事実を突き止めた『プレイヤー』である『私』にはどうすることもできねぇよ……という感情にしかなれないのがなんとも胸糞BAD〜!。
アンケートにどのようなメディアミックスが見たいか?みたいな質問があったが、見るんだったら別の側面から現状を観測したキャラクターの話とかは見たいかもしれない。この施設……なんか変…(窓なァ〜い!窓ねぇぞ九頭川ァ!)と思った記者とか。どうやってもオチはプレイヤーと同じになる気がするけど。
・バイカラー・ムーンが適度にブロマンスを兼ね備えていてなんか、面白かったな……。乙坂が後ろから抱きしめてきた理由はごめんけど私にはわからなくてな、何……となった。あれなんだったんだろう。
・WEB版のバイカラー・ムーン。なんかもう改めて見ると悲しくなるねとしか言いようがない。全然関係ないけれど今描いているコミティアの原稿がネーム描いた後下書きの段階でほとんどのページをセリフシナリオ周り諸々描き直し始めた(というかこれで原稿作業が遅れてヤバくなっている)ので別の意味で自分と重なって変な胃痛が起きた。うるせぇよページが飛んでるって。描きたくないんだよ……。
・乙坂も蒼乃も可哀想な経歴を持っているし出された結論も可哀想ではあるのだけれどそれはそれとして一度殺人を選択肢に入れてしまった人間なのでこいつらを野放しにはしちゃいけね〜!っていうか、正直なところ可哀想で消費したくね〜〜!っていうのはそれはそう。この辺はなんか諸々のフィクション媒体を見ていても特に感じる。そう思うだろ?木村浅葱くん、川瀬くん……。
乙坂は置かれた環境と自白をしているあたり覚悟決まっている後悔をしていないのは置いておいてまだ手心をというか……という気持ちになれなくもないが蒼乃はもうアウトだよお前力が強い。環境が良かったとは当然言えないがそれはそれとして蒼乃のそのエネルギーは多分環境由来ではなく生まれ持ってのものだと思うよ。知らんけど。
・乙坂も蒼乃ももう絵は描かないと思ったけれどどうだろう。検索でシナイドリが出てくるのが意図的なのか偶々なのかは神のみぞ知るけれど仮にぷりゅま=蒼乃の場合描いていることになるのかな。それはそれで嫌。
仮にどちらも絵を描いていたとしてももう楽しい気持ちで絵を描くことはないんだろうな。描いたとしても正しい気持ちなんだろう。
・『正しいこと』についてずっと描かれていたので卒院制作がみんなAIなのは意図的なのを理解しつつもい、嫌ァ……となった。というか何も知らなかった頃は正直ここで挫けかけた。
正直なところ自分は法が統制されればAIも使い方次第だろうという考えなので真っ向からの反対でも賛成でもない……とう立場にいたい。(というか法と倫理的措置が機能した場合は使いたいよ。3Dモデルくらいの立ち位置に上手いこと降りてきてほしいな……と正直願ってはいる)(申し訳ないけれど描きたくないものはショートカットしたいから、背景とか……)
また、「手描きと比べてAIは無機質」という意見に関しては申し訳ないがもう私はよく作られたAI絵と手書きはあまり見分けがつかない、そこまで目が肥えていない……とかなり前から思っていたが(これも含めて公で話すと碌なことにならなそう。でも感想としては書きたい気持ちもありこちらの媒体を使わせてもらった)こうもドッカンドッカンAI絵を見せられると思うところはある。
・乙坂の初期の絵はAI使わないで手描きだと嬉しかっったな〜と正直ちょっと思ってる。
・ここに出てくる登場人物み〜んな自分たちが『正しいことをした』と思っている人たちなので正しさのドンパチで状況も環境も倫理観も最悪になっているのが尚のこと最悪。上記でも書いているけれど蒼乃と乙坂も状況と環境はともあれ別に正しくないし、彼らを肯定してしまう≒殺人の肯定になってしまう気がしてそこは自分の価値観としてすげ〜嫌!って気持ちがある。そう思うだろ?木村浅葱くん…川瀬くん……(2回目)
・グッズ等であったらちょっと嬉しいの、美術系の学校みたいに卒院制作集と名のついた設定資料集(基本ベースは愛宝学園の紹介と卒院制作が載った冊子)にバイカラー・ムーン下書きネーム初稿が袋とじホチキス留めコピー本付録で付いてくるみたいなやつかもしれない。論破2の設定資料集みたいな。
それはそれとして袋とじホチキス留めで付いてくるバイカラー・ムーン。セキュリティの何もかもがガバガバで笑ってしまうな。そんなんだから愛宝学園インターネットリテラシーガバガバ特殊少年更生施設とか言われるんだよ。