また奇妙な夢を見た。
電車に乗っている。帰りたいのに帰れない。いつもと知らない駅。最短ルートで帰る方法がわからない。
気づけば中学にたどり着いていた。文化祭がやっているけど、1人で回っていると恥ずかしくなってきた。昔好きだった彼女とすれ違った。
その先にいつの間にか監督がいた。会いたくなかったけど、一緒に歩ていった。
なぜかその人は優しかった。そして覚えてるか?お前の最後の試合のあれはよかったぞと言ってきた。
夢の中なので現実じゃない記憶が蘇る。どうやら最後の引退試合には出られず、それが終わった後に2部の試合に出たらしい。思い返すと最悪のパフォーマンスだった。
同情に甘えたくなったけど、この際だから色々言ってやることにした。いや、全然ダメでした。と言った気がする。
歩いて行くと、Aチームが泣いていて、どうやら本当に最後の試合で負けたらしい。僕はそこに今合流したのだ。
監督にこう言った。僕たちの世代になった時、めっちゃ最高でした。あいつもあいつもうまかったし、みんな輝いてました。
昔輝いていた自分たちの記憶が蘇る。それは中高と混ざっているリアルのやつで変な記憶の組み合わせ。
でも、いつからか絡み合わなくてどんどん上手くいかなくなりました。監督はチームのその状況に気づいていました?そう聞いた。
正直知らんかった。そう答えた。
「最悪ですよ。正直最悪ですよ!」こんなこと言いたくないけど、絞れる声でそう言った。
そうすると、チームの反省会が始まった。隣にかつてのいじめっ子がちょっと蹴ってきた。嫌だったけど、いつの間にかチームの輪の中にいた。
引退試合の後なのに、まるで新しいチームが始まった時の、勝利の振り返りになっていた。
昔いた顧問の先生のモノマネを仕出したと思えば、それはバイクでこの世をさった先輩だった。先生のモノマネをしてて、めっちゃ似てた。周りは大爆笑だった。
みんな笑っていた。自分のプレーを一人一人賞賛していた。隣のいじめっ子も実は彼はめっちゃ上手くて、そしていやあれはないわ!と突っ込みながら笑顔だった。
そして、目が覚めた。また変な夢を見た。
監督には、別にあなたのせいだけではないし、たくさん部員に恨まれるなんて大変だよね。でも、最悪だよと言いたがっていた自分が自分の中にいたという事実があった。夢の中だけでもそういえて僕は感謝である。
最後は笑いの中にいた。あーそれが心地よかったんだ。