アニメ「葬送のフリーレン」が神アニメすぎて、2クール目に入ってからは毎回神回なのですが、エピソード25も神回すぎた。
主人公のエルフの一族は、人間が100年生きるなら、2万年生きるという。
主人公のフリーレンは、同じエルフで世界のほぼ全ての魔法を網羅しているゼーリエにこう言われる。
「人間には寿命がある。私達よりも死に近い場所にいるんだ。人生には重大な決断をしなければならないときがいくつもあるが、あの子達はそれを先送りにできないんだ。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5d2be48bd153e9299f696442358f9f8ff9c0af0
人生には向き合わなければいけないこと、決断しないといけないことが何度も立ち現れる。私たちはそれを先送りにすることはできない。
なぜなら、そこには死という終わりがあるからだ。それは自分自身においてもそうだ。同時に、出会った人との別れについても同じである。
子供の頃は無邪気に生きていたのに、歳をとり、老いていくからこそ、何かを恐れ、追われるように生きているのかもしれない。
エルフの彼ら・彼女らと比べて、人間にとっては死が近くにあるんだ。
だけども、だからこそ私たちは人生を真意に生きようとすることができるのかもしれない。終わりが意識できる、人生というなのチケットがあるからこそ、今この時を楽しもうと意識することができる。
何かに向き合うということは残酷だけれども、決断しないといけないと思うからこそ、人生を必死に生き、向き合えたからこそ、見ることができた景色というものが、きっと側にあるのではないだろうか?