昨日の記事で、人が生まれてくる確率は70兆分の1で、その確率は「一億円の宝くじに100万回続けて当たる位」と知ったことを書いた。
改めて、70兆分の1ってどれくらいか調べてみた。
そもそも、その確率計算って本当なのかChatGPT4(以下AIちゃん)に聞いた。
「人が生まれてくる確率が70兆分の1」という表現は、特定の精子と特定の卵子が出会って一人の人間が誕生する確率を非常に抽象的に示したものです。
この確率は、遺伝的変異、親の遺伝子の組み合わせ、生命が誕生するまでの複雑な過程などを考慮して算出されるとされています。
ただし、このような確率の計算は非常に仮定に基づいており、実際の科学的な計算というよりは、人間の存在の希少性や特別さを強調するための比喩的な表現と理解されることが多いです。
ー ChatGPT4より
どうやら科学的な計算式とは言えないようだ。70兆分の1といわれるとすげーと思うが、人間(自分)ちゃんと考える脳がないらしい。一応昨日引用した文章は以下。
ヒトの遺伝子は、46個の染色体の上に並んでいます。その46個は、父親から受け継いだ23個と、母親から受け継いだ23個が、それぞれ同じ形のもの同志ペアになっているのです。つまり、私たちの細胞は、それが受精卵として生を受けたとき、父親から23個、母親から23個受け取り、それらを忠実に複製して2セットずつ、全ての体細胞に分けていたのです。
そこで、一組の両親からは、約70兆の種類の子供が生まれる可能性があるのです。これはもう、奇跡的な数字です。まさに、あなたは70兆の中から選ばれて生まれてきた、かけがえのない一人なのです。
これに対するAIちゃんの回答は、「それは直接的な確率を表すもの」ではないらしい。
この計算は、一組の両親から生まれ得る子供の遺伝的多様性を強調するものですが、それが「人が生まれてくる確率」を直接表すものではありません。この確率は、遺伝的多様性というよりは、人間の個体が実際に生まれる一連の生物学的過程の複雑さを示唆していると考えることができます。
加えて以下。「そもそも人間が生まれる確率を数値化すること自体が意味をなさない」とな。
記事はまた、人間の発生と進化の過程を説明し、生命の創造と維持がいかに複雑で驚異的なことかを強調しています。科学技術が進歩しても、生命の複雑さを完全に模倣することはできないという観点から、人間の生命の希少性と尊さを訴えているようです。
総じて、この記事は、遺伝学の基本的な概念を用いて、人間の生命の特異性と驚異を伝えるための説明をしていますが、これを「人が生まれてくる確率」の科学的計算として厳密に解釈するのは適切ではないでしょう。遺伝的多様性の計算と、実際の個体が誕生する確率を混同することは避けるべきです。
実際には、遺伝学や生殖生物学の観点から見ると、人間が生まれる確率を数値化すること自体が意味を成さないと考えられます。それは、生命の誕生が無数の可能性の中から実現する複雑な過程であり、確率という概念で測ることが適切でないからです。
元の記事の計算式で言うと、そもそも染色体としての組み合わせから始まり、じゃあ遺伝情報が一個ずれた時に、DNAの何かがずれた時に、それは私ではないのか?と聞かれると、よくわからなくなる。
今の私は、遺伝子以上に、過去の経験から生まれている。結局、「真実なのはいまここにいる私という意識」だけが、リアルだといえよう。マトリックスのように、自分という存在が、目に見えている世界が真実なのかは誰にもわからないのだから。
もしこれが仮想現実でないなら)逆に、そもそも私が今ここにいるのも、聖書的にはアダムとイブ、そもそも宇宙の誕生、そこから先祖を駆け巡り父と母があって、私がいる。
それはもう生命の歴史が30数億年の歴史だとしたら、70兆という確率を超えているとも言える。一方で、宇宙が誕生した時点で、ある意味では決まってたとも言える。
よくわからないけど、やっぱり奇跡だし、すごいじゃん!で良いのではないだろうか?もし志高く生きるとしたら、それだけの奇跡の連続で今ここにいる自分として、世界に残せることはなんだろうか?
その志を持てば、先祖に世界に感謝し、今を選択することもできるし、でも時には生まれたことで奇跡なのだから、ただそれでいーじゃんでもいいよね。
ちなみに、、、ビックバンの名付け親であるフレッド・ホイル博士は、
「地球に生命が生まれた確率は10の4万乗分の1」で、
「プールの中に腕時計の部品を投げ込んで、水の流れだけで時計が組み立てられるのと同じ確率」
と言ったらしい。博士がいったことならそうなんでしょう。知らんけど。