夏と書いてぢごくと読む季節がどうやら終わったような気がする。どうやらなんてほうけた言い方をしているのは、まだ暑くなったり涼しくなったり気候の方がハッキリしないためである。
ジャケット着込んだ日の翌日に冷房が必要になったりして、季節の変化がグラデーションではなくサイコロの出目みたいになってしまっている。しんどすぎる。
そればかりか出目の期待値の方も例年よりだいぶおかしいようで、10月まで関東では30度近い気温が続くなどとtenki.jpでも言われていた。きつい。
この急激な環境変化は人間のせいという説が濃厚だけど私という人間はどう落とし前をつけられるのかわからない。ささやかな罪滅ぼしのような心持ちでプラスチックごみを可燃に放らず綺麗に洗ってみたりするがなにか出来ている実感は薄い。
私の好きなアイドルの楽曲で46億年LOVEという曲があって、その中に「愛は越える 46億年」という詞がある。作詞は児玉雨子先生だ。
47億年目に愛をきちんと手渡せるのか、人類は正念場なのかもしれないな……なんてことをぼんやり思う。