箱根駅伝を見た。箱根駅伝は正月を義実家で過ごすようになってから出会った文化だ。長らく人が走ってるの見るってなんなの……と思っていたが、ちゃんと見ると細かい勝負や走る若者の様子がなかなかおもしろかったりすることを知った。
お雑煮を食べたりおせちを食べたり蟹を食べたり飲んだり寝たりねこと遊んだりした。正月っぽい。正月って感じ。とても正月。
新幹線は混んでいた。新幹線に行くまでも混んでいた。
行き帰りは「いっぱしの女 / 氷室冴子」を読んだ。意思と感覚を言語化するのがうまい女の話はとてもおもしろい。ウーマンリブからのバッククラッシュ、ぐらいの時代?男の十字架の話とか、鋭い表現に痺れた。最後の対談の、資本主義はすべてを呑み込みシステム化してしまうという話も、確かにな〜って思った。図書館で借りたけど、買って、繰り返し読みたいかも。
帰宅してのんびりテレビを見ていたら、航空機事故の速報が入ってきた。地震もそうだけど、災害や事故が起こった時に、近くにいるもしくは利用しているかもしれない人の顔が浮かんでしまうようになったんだな、と思う。まぁ、そうでなくても、やるせなくて、ダウナーになった。なかなかハッピーになれない。事故なんてどこかで毎日起こっているのに、センセーショナルだとしっかりへこんでしまう。その割に、慣れてもしまう。人間の鈍感さにも辟易とするが、生きていくには仕方ないことだとも思う。なんだかな、である。とりあえず憶測で何かを言うのは、というか、手軽な場所で何かを言うのはやめたい。冬は寒いし。
明日、冬休み最後なんて信じられない!