吉瀬美智子(に似た同僚)が退職し、部署は私とパートの人1人のみになった。必然的に吉瀬美智子がやっていた仕事は私が引き継ぐことになる。難易度は高くないが、細かな判断が入るのと、目的や本質的なところがふわっとしたまま設計されてたりされていなかったりするのと、そもそも私の理解不足および吉瀬美智子の引き継ぎ不足により、都度、えーーっと?となっている。例えば、見積書に個人印が押されてきた時、会社の印鑑をもらうことになってるけど、なんでだっけ?みたいな。えーーっと?と思いながら1週間が経ち、えーーっと?な立ち回りが板についてきた感じがある。というか、まぁ、やらなくてはいけないので、やっている。どうしよう!って言ったって、誰も教えてくれないので、わかりそうな人を引っ張り出すか、ネットで調べるか、おそらくこうだろうと当たりをつけた論で整理するか、まぁなんやかんややってる。
で、つくづく思うのが、補助輪を外さないと自転車に乗れるようにはならないんだぜ、ということである。いままでも、吉瀬美智子が休みの時など、代わりに業務を担うことはあった。ただ、困ったときは吉瀬美智子に聞くとか、吉瀬美智子に戻すとか、そういう感じだったので、なんとなくぼやっとしか理解していなかった。自分ごととして捉えることの難しさだとも言えるし、大切さだとも言える。
まぁこんなことは、万人が知ってると思うが。
万人が知ってるが、寿司Tおじ(寿司のTシャツを着たおじさん、同僚だけど半分上司)は知らない。いや、知ってるけど無視をしているのかもしれない。意識的にか無意識的にかはわからん。
とにかく、相変わらず、私は寿司Tおじの「下」で働いていて、主導権は常に彼にあり、私はサポートをしている。何においても、寿司Tおじが手助けをしてくれ、道筋を整えてくれ、次の指示を出してくれる。舐めてんのか?と思うが、信用がないのだろう。でもさ、ずっとサポート業務で、その信用って貯まるのかな?サポートはうまくなるかもしれないけど、それ以上のことできるようになるのかな?怖いかもしらないけどその手を離してみるのがいいのでは?誰か寿司Tおじに言ってみてほしい。まず手を離せ、と。
まぁ、一応私が考えて動かしたものもあるんだけど、彼の中では「よくわかんないけどとりあえずやってみてるもの」らしいので、仕方ない。結局私がとにかく信用を得られていないのか?成果を出せていないからなのか?まぁそれはそれでいいんだけど。よくないけど。まぁいいや。
仕事に対するやる気、難しいな。