メガネのつると顔が触れる部分、アニメの女の子が触覚を収納する部分らへんの皮膚がガビガビボロボロザラザラになってしまった。なんで。かぶれたのか?何に?痒いな〜と呑気にかいたのもたぶんよくない。早く良くなれ。
何気なくつけたクレイジージャーニーが面白すぎて興奮して見た。アドベンチャーレースという、とにかく過酷なレースに挑戦するチームの話だった。地図を頼りに、走ったり泳いだりカヤックしたり山を滑り落ちたり自転車漕いだりするらしい。9日間、ほぼ不眠不休で800km以上の道のりを進むらしいので驚きだ。1人は女性を入れなくてはいけないというルールもおもしろい。
体調を始め、いろんなトラブルがある。熱中症で動けなくなったり、低体温症になったり、体力が尽きたり、怪我をしたりする。印象的だったのは、序盤(それでもかなりの距離を進んでいる)に熱中症でチームメイトがダウンしてしまったときのこと。仕方なく休息を取ることになり、3時間の睡眠をとった。想定外の足止め、しかも別に回復はしていない。スタートする時の空気はやや重く、それでも脱落しなくてよかったねと安堵の雰囲気が漂う。そんな状態のチームに鬼軍曹リーダーがかけた言葉は「戦おう。そうじゃないとレースをする意味はないから」だった。確かに、ぼちぼち頑張ろう!完走を目指そう!程度のモチベーションでは過酷すぎるレースを完走できる気はしない。それよりももっとアグレッシブで攻める気持ちを持たなきゃいけないんだと、そのためには多少厳しい鼓舞も必要なのだと感心した。私は体育会的なノリを避けて生きてきたので、努力も勝利も無理して追いたくない……と思ってしまうが、逃げないから得られるものってあるんだなぁと思った。ちなみに、その鬼軍曹はレース最初の方に刺さった棘が原因で足が一部壊死することになったが、レース中は痛みは気にしないことにしていた。痛みって気にしないことにすることができるんだと新たな感覚だった。あまりに根性すぎる。あと、レース中眠くなった人の背中を叩いて「起きてる!あなたは今起きてるよ!」と声をかけていた。悪霊を祓うように眠気を払っているという字幕にウケてしまった。
そんな過酷なレースは、とても楽しいらしい。たしかに、生死ギリギリの状態で無茶苦茶なことをするためにアドレナリンはドバドバ出るだろう。ゴールした時の快感もきっととんでもないに違いない。そんな刺激は日常で得られないし、ハマったらやめられないんだろうなぁと思った。刺激がでかければでかいほど、病みつきになるんだろうな……すごいことだ。
そして、すごいことをする人たちを見るのはやっぱりおもしろい。緊張もすごいし、こちらも多少アドレナリンが出てるのかもしれないな。
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2024年一発目のテーマはichibanです!
おたまち〜