ぐちゃぐちゃなメンタルを抱えて、うじうじと悩んでいたのだけれど、やっと心療内科に足を運んだ。うっかり寝坊して、そのまま仕事を休んでしまった今日に。既に2回も予約をキャンセルしており、もう一生行けないと思っていた。当日初診OKを信じて良いのか分からなかったが、選ぶ余地もなかった。
結果としては、適応障害らしい。部屋に入ってすぐ、目の合わない先生から告げられた。1ヶ月くらい休んだら良いですよ、診断書どうします?か、軽い。悩んでいたら、休むも休まないも自由ですけどね、なんて言われる。自分で会社と相談しなさいと。それはそう。散々迷って、今日決めないと二度と休まない気がする…という言葉を絞り出し、診断書を貰うことにした。
数十分で、仕事を休むための書類が作成された。診察料と合わせて、舞台のチケット1枚分くらい。実にあっさりとしていた。抱えていたしんどさに名前がついてしまい、割と動揺している。自分で病院に行ったのに。どうしよう。
ずっと迷っていた。診断されて何になる?本当にお前は仕事を休むのか?自分が居なくたって仕事の穴は埋まると知っているけれど、埋めてくれる上司や先輩の顔も同時に浮かぶ。楽になりたいけれど、自分の仕事を放り投げて卑怯な。お前が頑張れば、それで済むのに。でもこれ以上無理だよ、と泣くわたしも居て。困ったなあ、と思いながら誤魔化し続けていた。
無かったことにしようか。何も言わなければ、いつもの日常に戻るだけ。キツいし苦しいけれど、変わらない。しかし、良い舞台が1回観られる値段を払ったのに、ただの紙切れに…!?という葛藤もあり。(そう考えると粗末にしない、いい値段設定なのかも)とりあえず、話してみようかなあという気になった。自覚がないだけで、周りも迷惑しているかもしれないし。
名前がついたからといって、前に進めるわけではなかったな。結局決めるのは自分で、それが難しいから他のものに縋るのだけれど、他人は他人。自分の人生は自分で決めなさいということ。嫌になっちゃう。