病院2回目。話を聞いてもらえるというのは、嬉しいことだなあと思う。傷病手当の話をしたら、書類いつでも書くからねと言ってくれた。1週間後に再診。実家には帰らないという意思で予約を入れた。これでいい。
来週、地元の友だちに会う予定を入れていた。そのために仕事も無理言って休みを貰っていて、実家に帰って友だちに会い、ついでに祖父母にも会って帰ろうと思っていた。やめてしまった。実家と対峙するには結構な気力が必要だから。いつもニコニコ元気な子ども、どこか遠くで頑張っている娘をやらなきゃいけない。ちょっと今は難しい。
そんなにひどい家でもなかった。そう、思いたいだけかもしれない。悲しいことなんて、つらいことなんて、何もなかったと。距離を置けば嫌いにならなくて済むと、傷つかないために飛び出した。たまに家族の夢を見て泣きながら目を覚ます。起きたら忘れてしまうけれど。
薬は少し増えた。その方が落ち着く気がして。部屋を片付けたい。まともな生活ってなんだったかな。朝は少し穏やか、夜はしんどい。体は変わらず重たくて、横たわってばかりいる。友人がたくさん話を聞いてくれて、感謝と申し訳なさがいり混じっている。寄りかかりすぎると倒れちゃうから、ひとりで立たなきゃと思う。ごめんね、いつもありがとう。