明日がなければ、それはそれ

sui_k
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 休職して2ヶ月が経とうとしている。気がついたら春が終わっていた。相変わらず早朝に目覚が覚める。朝からあつ森を触り、昼寝というには少し早く二度寝して、起きたら食事に悩む。お腹は空いても食べるものが思いつかず、いつも適当に済ませている。冷凍食品にも飽きてきた。生活って難しい。

 精神科の先生から、ロングスリーパーじゃない?と言われた時は、社会復帰を諦めそうになったが、最近少し昼寝の時間が減った。掃除や洗濯をしたり、予定があれば外出したり、前よりずっと身体が動くようになった。

 布団から這いずり出ていたのが嘘みたい、と思っていたのだけれど、当然ながら調子が悪い日もあり、そういう日は横たわるしかない。安定した!とわたしがいちばん思い込んでいたので、起き上がれなくても落ち込まない、と言い聞かせてみる。こんな調子で、仕事に戻れるのだろうか。

 はやく仕事しなきゃと焦っていたけれど、最近はあまり働きたくないなあ、という気持ちの方が大きくなってきた。ブレーキの壊れた暴走列車みたいな働き方をしていたから、止まってしまうと次どう動かせばいいのか分からない。無理して復帰してまた休む方が迷惑になるし、もう以前のようには働けない気がする。休む前と同じには、きっと戻れない。

 何はともあれ、3月よりは断然マシに生きている。少しずつ本が読めるようになってきて、小学生の頃すきだったシリーズを読み返している。本に限らず、新しいものを受け入れるのがまだちょっと難しいのだけれど、そのうち本屋さんで惹かれる一冊を見繕えたら嬉しいなあと思う。