最近いよいよ眠れなくなっている。いや、眠れないというのは半分正しくない。正確には「明け方にならないと眠れない」だ。現にこの文章を書いているのは5時6分、早朝も早朝である。風の音が煩い。
気づけば自堕落な生活を送っていた。明け方まで起きて日が昇ってから寝るような、吸血鬼のような生活。そのツケが回ってきたのだ。体内時計が完全にイカれたらしく、22時や23時に寝ても2時を回った辺りで意識が覚醒してしまう。この歳にして中途覚醒に悩まされるとは。
次に問題なのは睡眠時間だ。朝の6時や7時に眠気がピークになる。そのまま寝る。起きたら15時や16時ということがざらにある。9時間や10時間も寝ないと体がついてこない。そんな時間に起き出してみたところでまた寝る時間が朝にズレ込むだけである。
22時が来ると眠たくはなる。寝ることも出来る。起き出してしまうのが大問題なのだ。私の体は夜間に寝ることを昼寝程度にしか認識していないのかもしれない。だから3、4時間が経過したあたりで、物音や微かに漏れ出る居間からの光で目がガンガンに冴えるのかもしれない。一体どうすれば良いのだろうか。
インターネットで調べてみると「規則正しい生活」がヒットした。それが出来れば苦労はしていない。それをするためにはどうすれば良かったのか教えて欲しい。というか、夜中にブルーライトを浴びること自体タブーなのだろうが、覚醒した意識を抱えたまま布団の上でのたうち回ることの苦痛ときたら!ここを乗り越えないことには何も始まらないかもしれない。
今日から自動車学校に通うのだ。それも朝から。頼むから寝かせて欲しい。文章を綴っていると眠気が来たが、7時に起きられる気がしない。早急にこの問題を解決しないと、私の輝かしい未来に一抹の不安が残る。人間はその生涯の3分の1を睡眠に費やす生物らしい。ちゃんと寝てちゃんと起きるために毎日運動でもしようかな……