どこかから流れてきたビジネス書のグランプリページを見ていて、だいたいの本はピンと来なかったが、1冊だけ気になるのがあったので読んでみた。
「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」という本である。惹かれた理由は、デンマークをよく知らないことと目次の中に去年読んで良かったと思った本のタイトルである「限りある時間の使い方」という文字列があったからだ。
読んだ感想だが、タイトルは正しいがおそらくこのタイトルから想像される通りではない。ネタバレになるので書かないが、ちゃんと4時には帰ってはいるようだし、成果も出ているみたいなのでその点はタイトル通りではある。
国ごとの学生時代の教育のスタンスが仕事におけるスタンスに影響している話はそうなんだろうなという気持ちになったし、人生における仕事の立ち位置や人生の中での優先順位の話はせやなという気持ちになった。
全体的に頷ける内容だったし、個人的にこの本におけるデンマークの人のスタンスは自分と近しいものを感じた。もうちょっと調べてみようかなという気持ちになった。
ただ、最後までデンマークがどこにあるかが分からないままだった。この記事を書いた後にデンマークの場所を調べてみようと思う。