2023.12.25〜31日の日記

summersick
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12.25

先日に引き続きメリークリスマス!

クリスマスらしく?冷凍ピザを焼いたら子供たちからは大好評でした。あと鶏肉を焼いたりとか。ブロッコリーを茹でたりとか。洋食風味だったのでクリスマスらしいと言おう。心意気が大事。

買っておいたビーツを茹でて切って冷凍する。茹で汁から赤紫色をしている。皮を剥くと指がうっすら赤紫に染まる。色は洗えばすぐ落ちる。切るとまな板も赤紫に染まる。これがボルシチの……遠い北の異国の……。ロマンはまな板の上にもあった。

12.26

スーパーの鮮魚売り場はすっかり正月準備仕様になっていた。かまぼこ伊達巻かずのこ冷凍のカニ他いっぱい。あと酢ダコ。

年末に売り出される酢ダコを見るたびに自分が生まれ育った場所とは違うところに暮らしているのだと実感する。

私の故郷では年末年始は棒鱈という乾物を炊いたやつを食べていた。父方の祖母がこの料理を作るのが上手かった。母は上手く出来ないと作らなかった。だから私にとって棒鱈の炊いたやつは祖母の思い出の味だ。

この土地では誰も棒鱈を炊かない。そもそも店頭では売っていない。祖母は20年近く前に老衰で亡くなった。私は死ぬまでこの土地で暮らす可能性が高い。私はもう棒鱈を食べることはないのだろうか。

否!

この世にはインターネットがあり、インターネットショッピングがある。

試しに楽天市場で検索してみたら乾物も煮物の真空パックも売っていた。

気が向いたら買ってみよう。

素晴らしきかなインターネット。

12.27

地元のショッピングモールに買い出しに行くと、それは人が沢山いた。流行り病のことを考えると嫌な気分になっても当然なのに、人々が連れ立って買い物をする姿やそのにぎわいが楽しく感じられた。

12.28

ソシャゲのイベントをがんばり、鍋いっぱいの肉じゃがと副菜を作り、夜は魔改造の夜を見る。どこも凄かった。T大生たちの制作現場は青春を感じた。C社とT社もすごかった。この番組、オモシロと製作者賛歌が両立していてNHKの強さを感じている。作られる悪魔たちがつよいから伊集院光の的確はコメントがあまり目立っていない印象がある。贅沢な番組よのう。

ツイッターのおすすめ欄を見てしまうと世の中を嫌いになりやすい気がする。今日の私がそうだった。私が長年好きなものを嫌いな人たちのツイートを見てしまった。私とあちら、どちらが悪いとかではなく、多分死ぬまで相入れない価値観や思想を持って生きている人たちだ。私は知らなくて良いではないか。沢山の人の思想を知る必要はない。

ツイッターのおすすめ欄はもう見ないぞ。撤去はされないだろうから自分で気をつけるしかない。インターネットってなんてデンジャラスなんだ。

12.29

少し離れた品揃えの良いスーパーに行ったら混みすぎ!

今日はにぎわいを楽しくは感じられなかった。そんな余裕は無かった。

自転車で走るとき、明るい昼間よりも暗い夕方や夜の方が危ないとわかっているけど、街灯が有り、一定の視界がある前提なら暗い道を自転車で走るのは楽しい。空が暗くて周りが薄暗いと落ち着く。体調にもよるけど、朝や昼間は明るすぎて光や色が多くて落ち着きにくい気がする。

12.30

ご近所を見る限り、年末年始というのは家族が集まる団欒の期間なんだな。配偶者も年が明けたら実家に一泊か二泊で帰るそう。

両親が鬼籍に入っている私は傍観者として過ごすのみ。

TOKYOMXで放送していたファンタスティック・プラネットを子供たちに少し見せたら不評だった。こわい、気持ち悪いとのこと。

毎週聴いているTOKYO FMのCITY POP RADIOが年内最後の放送。2023年最後にかけたい曲ということで今年亡くなった方の音楽をという完全なる追悼回。最後の選曲、それに対するコメントにDJ澤部さんのムーンライダーズと音楽への深い愛情と敬愛を見た(聞いた)。

12.31

iPhoneでももいろ歌合戦を見ながらてんぷらを揚げたり、そばを茹でたり、食べたり。

子供たちにチャンネル権がある時間だと紅白は選ばれない。だからあんまり見られなかった。NHKプラスで見られるのなら見たいかな。

テレ東で孤独のグルメSPを見て、紅白を見てゆく年くる年を見ながら年越し。

今年もお疲れ様でした。