1期4話夜道を2人で歩いている場面
「綾小路くんは もしね 私が……」と一見思わせぶりなシーンに見えるけれど、度々堀北のことを話題にあげることから続く言葉はそれに関することだと思われる。(そもそもこの場面が綾小路くんなら堀北さんの言ってる意味が分かるかもなので)
これ以前に「綾小路くんはやっぱり堀北さんのことが好き?」とまた似たような場面があるが、これも堀北のことが好き(自分より堀北の方が良い=堀北の方が優れている)となるので堀北に1番近い人物からの評価が聞きたかったのかもしれない。
そもそもこの2人は出会いの場面が異なる。綾小路は初登校のバスの中で人を助ける櫛田を見ている。櫛田は恐らく自己紹介で綾小路を認識している。そして、初めて話したきっかけも堀北に関することである。櫛田は堀北と話す機会がある人物即ち、隣の席である綾小路を通して堀北に接触を試みている。
これらのことを整理すると、この物語で綾小路が初めて認識している人物は櫛田ということになる。(これは割とどうでも良いかも)
話を戻すと、「綾小路くんは堀北さんのことなんでも分かっちゃうんだね」という言葉は、自分が分からない堀北のことを分かっている=堀北の懐に入り込んでいる綾小路が憎らしいという思いが隠れていると思われる。2人で話すとき、櫛田は度々、確認するように堀北を話題にする。堀北に勝ちたいという思いが常にあることの表れである。
だからこの場面は、2人きりのときでさえ櫛田は堀北のことしか見ておらず、綾小路は櫛田のことを見ているという切ない場面です。
まじで?😅