しっかり落ち込んでいる。
それはおそらく、華麗なる転身を遂げるつもりがその機会が絶たれたからだ。
去年くらいからもう本格的に、私の仕事生命は長くないと実感している。残っている強者たち、どんどん押し上げてくる新しい風。私みたいなフリーランス5年目6年目というのは、めちゃくちゃ微妙な立ち位置だ。
誰が悪いんじゃない。悪いのは間違いなく、そのどっちつかずな時期をうまく乗りこなせない自分なだけで、なんかもうずっとスランプ状態だ。
思えば去年の1月突然、継続の仕事をプツンと切られてから、媒体が閉鎖することに〜、縮小することに〜というのを何度聞いただろうか。捨てる神あれば拾う神ありというのは本当で、たくさんたくはん救っていただいてはいるから贅沢は言えないんだけど、もうこの場所で頑張れるのはあとどれくらいなんだろうなって中途半端な自分を見ては思ってしまう。
こんなことを言ってるけれど、明日からインタビュー8連勤だ。全然暇じゃない。矛盾している。私は何が不満なんだろう。
そうぐるぐると考えながら、小さな画面の中に映し出された求人サイトを見つめている。