お日記-日々のこと

sushi_or_udon
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2024.04.05(fri)-04.07(sun)

今週の週末はゆっくりと過ごした。

2024.04.05(fri)

金曜作ってくれた牛すじと蕪のカレーがとても美味しかった。蕪と牛の脂の甘味が個人的にとてもヒットしてずっと「また作って」とせがんでしまった。

一緒に梅酒を飲んでダンジョン飯2期を見る。夕食の時間はかなり遅くなってしまったが、金曜なので問題なし。

2024.04.06(sad)

土曜は起きてセットしてた炊飯器のスイッチをぽち。出汁パックをお鍋に入れてお水に漬ける。二度寝。

ぼちぼちのところで起きて、浸しておいた出汁を火にかける。冷凍庫に入ってるオーケーのでっかい鯖の切り身を三等分。一見すると1枚240円とちょっぴりいいお値段に見えるがデカすぎるので実際は激安だ。しかも脂たっぷりでジャンキーな美味さがある。

我が家には魚焼きグリルがあるが、魚の油を洗うのが億劫でケーキクーラーや揚げ物の油切りにしている。魚を焼くときはフライパン用ホイルを敷いて焼いていく。これ便利なんだよな〜

あ〜寝ぼけてたけど味噌汁の具材切ってない。鯖を切ってしまったので洗い直し。ぐう。新じゃがを皮ごとと余ってた玉ねぎ半分を切る。

実家では必ず汁物が出てる割に、母以外あんまり汁物に萌がないもんで(わたしはあったら嬉しいが量食べない)3人で500ml、4人でもさして変わらない出汁の量を作っていた。

対してばたくんは汁物が全般好きだ。おかわりをかなりの頻度ですることを半同棲で知った。

結果、現在我が家では1食につき700ml〜1Lの出汁を取り、その全てをいっぺんに味噌汁にしている。実家では半分取り分けて冷蔵庫に入れてたから2日に1回でよかった出汁取りが今では毎日だ。

別に出さなくても何も言われないし、出汁パックから取りたいのはわたしの流儀だし、出汁パックは慣れれば楽だ。よく論争に上がるが、須くやりもせず文句だけ垂れたりたまにやる気まぐれの家事を基準に「できるでしょ」という奴が悪く、ここにいるのは美味しそうに味噌汁をたくさん食べる奴と、出汁パック派の奴だけである。

最近の気づきとして、出汁を一から取るのは出汁自体の品質や健康面からの云々より塩分量の調整が楽になるからだと思う。少なくともわたしは。

顆粒出汁は塩分が入ってるので調味料としては優秀だと思ってるが、出汁の量の塩分量が引っ張られるので、個人的には出汁は無塩で味噌で塩分を調整したい。

多分、調理酒を避けて安い日本酒や無塩の調理酒を使う理由もここだ。同じようなもので言えば無塩バターもあるが、これぐらいの塩分はあまり気にならない。和食洋食の差もあるのだろうか。

あとはスーパーで見かけて買った旬の生もずくを洗ってポン酢と白出汁で和える。

がっつり和食。元々実家で毎週日曜朝がこういう献立だったのもあるが、先週の週次会議で朝がっつり食べて昼は食べても食べなくてもいい状態にするという方針で決まった。朝空腹だと適当にそこらへんにあるハイカロリーなもので腹を埋めてしまうし、朝ごはん食べてすぐ昼ごはんなのも面倒なのでこうなった。

その後洗濯などを済ませ、週に一度の家庭内会議。議題はいくつかあったがひとつは北海道旅行についてだった。

ばたくんはほとんど旅行に行かないし帰省時も新幹線ユーザーなので、旅行が好きで飛行機ヘビーユーザーのわたしがプレゼン。

2泊3日で小樽→札幌→函館。概算のスケジュールや予算、スポットや宿泊先候補を見せていったがばたくん的にも問題なし。家庭内稟議は通り、会議後に飛行機とホテルを予約。大体5,6万程度になったので、当日の食事代や軽い交通費、レジャー代やお土産代を含めると恐らく10万弱になるのではないだろうか。

お昼は軽く昨日の残りなどを食べて、ばたくんの耳鼻科についていく。目的は耳鼻科近くにあるパン屋。途中でばいばいしてパン屋へ入店。こじんまりとしてるが昔からあるらしく有名なところだ。

ふんふんと鼻を鳴らしてショーウインドウを見る。クリームパンおいしそう。カレーパンが一番人気。もちもちしたあんぱんがある。わたしは餡子がダメだが彼は大好物だ。レモン風味のパン!!気になる…なんかお腹空いたから帰ってつまめるものがあるといいが…こっそりコロネ型のパイをお願いする。

あとは食パンだ。このパン屋はエキナカにも出店しており、実は先日食パンだけは買ってみたのだ。むっちりして密な味。小麦の香りがぐっと通って鼻を抜ける。先日たまごサンドにも使ったがそれでいてなお小麦の深みが口に広がる。力強い食パン。好みの味だった。わたしは角食派なので前回はそうしたが、山型なのに「しっとり」と書いている。試しに山型にするか…

会計。う、思ったよりの額。パン屋、ついつい散財するので危険だ…食パン問題もある。

食パン問題というのは、よしながふみ「きのう何食べた?」でも述べられている一度良い食パンを食べるとスーパーの1斤100円ちょいの食パンに戻れなくなってしまう現象を指す。

体感こういう食パンは決して生クリームやバターをたっぷり使った甘くてお菓子のような食パンではなく、小麦の味がしっかりとした水分豊かな食パンで起こる気がする。前者の食パンも美味いが述べたようにお菓子だから別物と割り切れる。しかし後者のような食パンは同じ軸で美味すぎる。別次元だが同じもの。もちろんメーカーの企業努力も素晴らしい、が美味い食パンは美味すぎる。

「パンドラの箱を開けてしまった」とはよく言ったものだ。わたしも数年前からパンを買うのが好きになり、前の家の近くで素晴らしく美味しい食パンに出会ったことでパンドラの箱を開けた。

とはいえ何食べでも1斤半で300円だったのに対し、当時から値上げラッシュでわたしが食べる食パンは1斤300円程度になってしまった。

1人ならまだいいが、2人だと5枚切りなんて2食分にしかならない。しかも恋人は在宅で小腹が空くとすぐパンやらなんやら食べている。う〜ん。どうしたものか…

その後、買い物をし、ばたくんと合流。埃アレルギーと鼻風邪だったらしい。確かに最近部屋も荒れていたので、帰宅早々換気と掃除機、エアコンフィルターの掃除をした。

夜は牛肉とさつまいものミルクカレー。優しい味でとても美味しい。

最近では、3Bに変わって3Cがダメ男だとされ、うち1つに「カレーをスパイスから作る男」があるらしい。

ばたくんに話すと憤慨していたが、まあ女目線だと言いたいこともわかる。うちの母などは嫌いだろうな。家計・健康・洗い物・冷蔵庫の整理を考えると敵になりやすいトピックだとは思う。スパイスも高いしな。あとは料理だけして洗い物しないとか余計な食材を残すとかとにかく後始末しない人による悪評な気もする。

しかし我が家はわたしもカレーやスパイスが好きなので全然OK!あと横浜は店も豊富でスパイスも安く良質なものを仕入れることができるのであまり気にしていない。

とはいえな、冷蔵庫にあるものでさっと作ってくれてのほうが主婦ウケはいい。それはそう。でもこれも特殊スキルだと思うし、3C云々言ってる人たちがどれだけやりくり上手かはよくわからないので、まあ目くじらを立てるほどじゃない。

わたしはその特殊スキル持ちなので、余った材料も全て使い切れてるし、逆に自己肯定感が上がっている。(難しいパズルを解くような…)

あと何より美味しいし、副菜作ったり、野菜多め油少なめのレシピを探してみたり、洗い物もするし、色々気にかけてるっぽいからいいのかなと思う。

夕食後、彼は友人とゲーム、わたしは急遽zoomで家族会議となった。

経緯は色々あってちょっとだけ家がばたついたので集合した次第になる。その話もぼちぼち落ち着いて、あとは談笑して通話を終えた。

お互い通話を終える頃にはもう日付を跨いでいたが、翌日も休みの特権である。2日連続だが。

2024.04.07(sun)

日曜の朝。昨日買ってきたパンたちを食べる。あんぱんを美味しそうに食べている。「あんこ好きだけど、チーズ系につい気がいっちゃうから自分じゃ買わないんだよね。だから買ってきてくれてありがと〜」と言っていた。

他のパンも食べていく。カレーパンはちょっとリベイクで焦がしたがパンがしっかりしててカレーとのバランスがいい。結構ふんわりしてカレー負けしてる生地が多いのでこれはかなりいいかもしれない。アクセントの枝豆も美味しい。

クリームパンもしっかりとしたクリームがよい。元々はあまり萌えがなかったが、年々カスタードクリームのことを好きになれてる。

レモンパンも一見普通のメロンパンだが微かに香るレモンが爽やかでいい感じだ。上のクッキー生地も薄めなので軽やかに食べられる。

食べ終わって午前はまた各々のことをしていたが、その中でちょっとだけ喧嘩っぽくなった。

わたしがちょっと彼にイラついたときの言い方がかなり強かったらしく、自身はそこまで強い言い方だと思っていなかったので驚いた。

弟との喧嘩などで「理詰めされて嫌だ」と言われたことはあったが、言い方は互いにもっと荒く喧嘩していたので恋人に対してはかなり優しい言い方だと思ってたし、彼は弟と違い正当性があることに対してはすんなり受け入れるので共感より納得を優先させた話し方の方がわかりがいい。

なので別に問題ないだろうと思って話していたが、ばたくんは基本温厚で喧嘩慣れしてないので語気が強いと強い悪意を感じるようだった。

言い方までキツいとなるとわたしは全てにおいてキツいのか?シンプルにモラハラ予備軍だ。父親の顔がチラつく。

料理中も彼の段取りが悪いときの指摘の言い方が厳しいと言われていたし、同居人の心理的安全性を損ねていたことを深く反省した。

ただ、ばたくんも元々が感情豊かな人間ではないのでタスクで余裕がない時や作業モードになっているとかなり冷たい。わたしは経験的に近しい男性が怒っている姿がかなり苦手で必要以上に機嫌を伺ってしまう。

つまり、お互い生来他者への接し方が上手なタイプではないので意識的な出力を心がけねばならない。余裕がないときは余裕がない態度になるのは致し方ない面もあるが、同時に極力「あなたに敵意を向けていない」と宣言していくべきなのである。

というか互いに共感より納得を重要視し、感情動作のようなものをうっすら軽んじている部分があるにも関わらず、相手からそれをしてもらうと嬉しいわけだから、同じく自分もしたほうがその場が良好になることを忘れてはならないな。こちらの言い分が正しいからと言ってどんな態度や言い方であってもいいわけではない。(同時にトーンポリシングにならないように注意も必要だが)

謝罪のち軽めの昼食。余り物で作ったタイ風の炒飯と余ってた味噌汁を食べた。

ベースの炒飯は、卵・オイスターソース・醤油・干しエビで構成している。出汁成分は鶏ガラでもいいが…今回の具材とテーマ的には干しエビのほうがぽいなと思った。(本当はナンプラーを使いたかったが、在庫がないので醤油)

上にはパクチーソースで炒めた牛肉とパクチーに葉の部分を乗せている。

若干余ってたパクチーの葉の部分をむしって乗せるように。残りの茎を刻んでサラダ油・にんにく・塩と一緒にブレンダーでペースト状にした。

炒めた牛肉にこのソースとオイスターソースをかけて炒めたものを炒飯に乗せた。ソース自体のパクチー感は意外に鮮烈じゃなくて食べやすい。茎は香りが薄いのだろうか。

思いつきにしては結構よいなと思ったのでここにメモしておく。

そこからばたくんがオニオングレイビーとGGペーストを仕込む。これはエリックサウスのイナダシュンスケ氏のレシピ本に載っているカレーを作る際のベースとなるペースト類だ。

大量の玉ねぎを煮たり、大量の生姜とにんにくをペーストにしていた。これがあればいつでも美味しいカレーが作れるのでとのことだった。

終わってまたフリータイム。

ぼちぼちの時間から夕飯準備。担当はわたし。何にするか…豚こまが残ってたんだよな…野菜も色々とある…明日から平日なのでお弁当も考えたいところ…

ふと思いつく。ストウブで蒸し料理ってできるのだろうか。

ばたくんが昨年奮発して買ったストウブ鍋は持ち前の密閉力と熱伝導の良さからカレーや煮込み料理に活用されていた。

つまり、蒸しにもいいのでは?なんか見かけたこともある気がする。調べてみるとビンゴ!!そもそも公式がかごを売り出しているぐらいだった。しかし我が家にはないので少量の水とクッキングシートを使う方法でやっていく。

冷蔵庫にある野菜たちを適当に切っていく。新じゃが、さつまいも、しめじ、ししとうなど。あとは人参を千切りにして豚こまで巻いていく。

作業BGMはマユリカのうなげろりん!!である。以前からマユリカは知っているがラジオが面白いと聞いており、Spotifyに入っているのを確認したので引越し作業以来、定番の作業BGMになっている。

友人とのゲームを終えたばたくんがリビングに来る。今日のメニューを伝えると目を輝かせて正面から抱きついてくる。

ばたくんは洋食やカレーばかり作るので和食のレパートリーがあまりない。しかし、野菜やヘルシーな食事が好きなのでこういうたっぷり野菜を使った和食を私が作る会が大好きみたいだ。私も人がいないとこういう料理をしないのでありがたい。winwinである。

以前彼が気に入っていた梅麹を使ったソースを作る。みりんを適当にお皿に入れてレンジでチン。そこに梅麹と砂糖と醤油を入れて混ぜる。梅麹は、今井真美さんの梅仕事の本で見て去年作ったものだ。

もりもりだ!!風呂に入ってスキンケアしてるわたしの代わりに、ばたくんがストウブにちょっとお水を入れて蒸していく。

できあがったお野菜たちをたれにつけて食べるとぎゅっと柔らかく旨味が濃くて最高に美味しい。特にさつまいもはとろりと甘い。

全部平らげてしまいそうだったので先に弁当分を取り分ける。こういうヘルシーな食事も定期的に摂っていきたいなあと思う食事だった。

終わって洗い物も済ませたらダイニングでばたくんは最近読んでる論文のログを取り、わたしは旅行類の調べ物や決済類を済ませていた。

新千歳空港…!!色々あって楽しそう!!と思いばたくんに話しかけるも無関心。それどころかわたしが決済類で慌てていると、旅行関連のシステムや商売に対してぶつぶつ文句を言っていたので、こういう下準備に全く萌えがないのだろう。以前も「旅行が楽しみすぎて旅行が来て欲しくない」というわたしあるあるにびたいち共感してなかったしな。きっと当日になったらきらきらした目ではしゃぐのだろう。もう行動パターンはわかったぞ。今後もこういう計画は全てわたしが立てることにしようと思った。

明日は朝から会議なので憂鬱だがもう寝ねばなるまい。嫌だ嫌だと思いながら床に着いた。