2024.04.25(thu)
給料日だ!!いい響きだなあ。資本至上主義をなにくそと憎んでいる女だが、それはそれとして給料は嬉しい。人間は矛盾あってこそなのだよ。ほくほく。
今日は、外部の人を呼んで部署全員のディスカッションを行った。主催はわたしで、正直部署の人間が集まる場が欲しかっただけなので外部の人への期待値は低かった。
とはいえ話があまりに想像の範疇すぎてう〜ん…こういうとき、部署のメンバーに対してちょっと申し訳ない気持ちになった。
上司も「社内政治みたいなもんだからいいんじゃない?」と言っていたし、わたしも頭ではそう思うが、これは長年の癖なのでなんとも…
わたしは、昔から人の時間をもらうことがひどく苦手で、お願いごとや自分から遊びの誘いをかけることをあまりしない。何なら連絡すらあまりしない。相手の本意で自分が動くのはいいが、こちらの本意で人を動かすのには躊躇する。
わたしが能動的に誘ったり、お願いごとをするのはかなり心を開いている証拠である。
なのでそうじゃない人間への頼み事はなかなかできない。まあ、仕事は仕事で割り切らなきゃいけないよなあ、とはわかっているのだが。
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最近、結婚指輪に関して調べている。全然すぐに結婚する予定などないが、わたしは記念になるものとアクセサリーが好きで、結婚式などには興味がない彼も指輪は欲しいらしい。(お揃いなので)
ここ数年はとにかくジュエリーの高騰が激しすぎる。指輪と物件が高くなっているので実質人生が高騰しているということだ。
わたしはどんな指輪がいいんだろう。一般的な結婚指輪で想起されるのは、細めでプラチナ製のものだが全然ときめかない。(個人の好みではない)
プラチナは経年変化しづらいので日常使いにいいらしい。ふーん、わたしはむしろ経年変化するほうがいいな。金とかがいいかなあ。
な〜んて勝手に夢想していると、インスタで流れてきた漫画の中で「歳を撮ると華奢なリングより太いゴールドのリングがよく映える」という話が描かれていた。
稲妻が落ちる。ええ、なんて素敵なんだろう。確かに結婚指輪は勝手に細めのデザインを想定していたが(これも多分日常生活の邪魔にならないようにだろう)、太くてゴツめのリングいいじゃないか。どうせ細くても邪魔になったら外すだろうし。太くても同じことだ。
もちろん実際結婚するとなったタイミングで彼の意思を聞く必要があるが、彼も世間一般論に逆張りしたいタイプの男なので、THEみたいなデザインじゃないほうがいいかもな。
「結婚」というのはやはり既存の家的な考え方やシスヘテロ2人間であること、出産などを前提としていてあまりに個人性や多様性をおざなりにしていて、こういう制度を使用することへの抵抗感もある。
ただ、このまま結婚制度を望む人/望まない人に二極化していくより、既存制度をハックしたり解体していくほうが個人的にはカウンターになって良い。同性婚も夫婦別姓も「じゃあ結婚しなきゃいいじゃん」ではなく、マジョリティだけが享受していたメリットや幸福を乗っ取ってやりたいのだ。
私は友達を呼んでウェディングパーティーで踊り明かしたい。好きなドレスをきて好きな指輪をして好きな音楽をかけたい。新郎新婦と参列者じゃなくて立席でごちゃまぜでもいい。
死ぬときに葬式じゃなくて生きてるうちに生きてることを褒め称える会をしたい。そのとき生きてるメンバーでここまで歩いてきてすごいねえと讃えあいたい。ふがふがの歯でたっぷりクリームが乗ったケーキを食べようじゃないか。
耳の後ろの白の菜の花のタトゥーを入れたい。集団に属さずに経済活動をしたい。子供は産まない。女らしくはならないけど女であることを喜ばしいと思いながら自分を愛したい。あなたたちが望んだように生きずにあなたたちの常識を変えていって、後に人が続けばいい。
本当に微力だけど当たり前な顔した歪な常識に都度“NO”と言いたい。
そんなことを思いながらいつか指輪を見に行こう。きらきら輝く金色の指輪、出会えるといいな。