銀杏BOYZ全国弾き語りツアー
「世界ツアー弾き語り23-24 ボーイ・ミーツ・ガール Boi Meets Girrrl」
19年前、旧那覇OPA 6Fタワレコで銀杏BOYZ来沖のフライヤ一見て行けないなあて肩落としてた中2の自分へ、31歳ようやっと沖縄でしかも2列目で観たよの回。
弾き語りってどんな感じなんだろ、圧縮はさすがにないかな~と思っておめかしして会場へ。2列目までは椅子席。目の前の席一席空いてて、開演10分前に誰も座らないことを確認して、着席。2列目ってさあ…視界が遮ることなく目の前なんだよね。パニック発作なのかワクワクなのか分からないドキドキが止まらなかった。
SE、峯田が登壇してライブが始まる瞬間まで流れてた曲がカッコよくてギリギリまでShazamしたけど見つからず。あとでTwitterで募集したら、「フロントページ/ボーイ・ミーツ・ガール(尾上文&今井忍)」って方々で朗読っぽい歌い方佇まいすべてがかっこよくてずっと聴いてる。
(ツイッター優しいね…)(いま気づいたけど、ツアータイトル名「ボーイ・ミーツ・ガール 」だ!繋がってるってことか?)
あたし、イエピーさんは銀杏BOYZだと思ってて。(童クリと19年前のヒューマンも行ってるし武道館でも遭遇してたり、そういえばイエピー亭でDVD鑑賞もしたよねえ)
※訂正※(19年前のやつは行ってなくて行ったのは童クリ、YUKIとの対バン、BEACHのアルバムにも入っている銀杏BOYZは神様を恨むと武道館ファーストと中野サンプラザだよー。結構みてる!すごい!!)とのこと。すごい!
イエピーさんが一列前センターマイクドセン張ってて、峯田が飴舐めながら登壇してその飴をイエピーさんに渡した瞬間、あたしの中で何かが腑に落ちたというか…あたしの中のイエピーさんと銀杏BOYZの一部が完結したのさ…(もう何言ってるか分からないけどとりあえず成功したオタク!ってことなのかと!)
ライブはマイクが2つあって、乱暴に向けられたマイクに向かって私たちも精一杯歌った。口ずさんだりデカい声で歌ってたりみんなの口が見えて…普段出会わない人たちと口ずさめる曲って中々ない機会だな、なんか同窓会みたいだ、と感じた。皆の中に銀杏BOYZは居て、色んな思いを抱えながら今日ここにいて私と同じように来沖することを19年待ち望んでたんだろうか、とか。
2017年の「日本の銀杏好きの集まり」武道館行った時は峯田が親指サイズで当たり前に遠くて。力強くて敵わないって存在だな〜そりゃそうだなと思ってたけど、どうにかなっちまえば届くような距離で会えた今回、ちゃんと人間じゃん峯田…彼のラブソングには敵わないけど、今のこんなわたしだってどうにかやってしまえば何か出来るんじゃ?て無敵な気持ちになれた。
印象的だったうろ覚えなMCたち。
「たとえロックコンサートに行かなくなっても、この日の僕らは今日のことを忘れない」「きっと世界は君のもの、戦争の歌は歌わない。世界を救う方法はラブソングしかない。」
あたしの私生活の話になるんだけど。ラブソングじゃないはずなのに、なぜか2曲目のNO FUTURE NO CRYで涙が止まらなかった。普段、心の中でずっとお喋りしてるんだけど、泣く時って「やばいやばい泣いてる〜」て概念喋りしてるけど、このときだけ心の中の自分もそっと静かになるくらい、めいいっぱい泣いてしまった。泣けてよかった。あたし失恋して普段の生活でも泣けてなくて。どこかで泣いてスッキリしなきゃでも泣いたら何かが終わるんだろうなと未練があったのさ。「未来はないけど泣いちゃダメさ」うーん、泣きたい時に泣きますよ!!!!
皆で色んな感情を抱えながら歌うのもよかったけど、眉間に皺を寄せながら、また、寄り目になりながらシャウトする姿も、マイクをゴンゴン頭にぶつける仕草も、こういうの見たかった!これらの仕草も含めてみんなの〝銀杏BOYZ〟なんだよなあ。
セットリスト載っけておくね。途中MCで歌ってた曲たちも載せています。
https://music.apple.com/jp/playlist/2024-04-17-%E9%8A%80%E6%9D%8Fboyz/pl.u-yZyVlvxsBbLZgk
銀杏BOYZは友だちで嫌悪感でたまに宗教、そして恋人。ラブソングはいつだって味方。生活でつまずく日々だけど、この日のことをたまに引っ張り出してゆるやかに過ごしていこう。大丈夫。
※追記※イエピーさんの峯田から貰った飴、終演後にどんな飴だったか拝みたくてイエピーさんのところ駆け寄ったら、「あの飴はもう舐めたよ!」って言われて、そっかー!舐めるって手があったか!(?)わたしは保存派だったからその瞬間で体内に閉じ込める方法…いい…!となりました(支離滅裂)