以下の要件を満たすプリンが好き
卵、牛乳、カラメル(砂糖)、(お好みで)バニラビーンズが材料
スプーンでぺちぺち叩くとプルプルするぐらいには固い
「す」や焦げの少ないなめらかな表面
ぎりぎりまで煮詰めた苦みのあるカラメル
望むは易く、手に入れるは難し。市販のプリンでこれらを満たすものは意外にも見つからない。比較的手に入れやすく、理想にかなり近しいものとしてモロゾフのカスタードプリンが挙がる。大好き(モロゾフさんありがとう)。でももうちょっとカラメルの苦みがほしい。それにいつでもどこでも、自分がプリンを食べたい気分になった瞬間に、自分好みのプリンを食べたい。
結局自分で作るしかない。
プリンは火入れが非情に、いや非常に難しい。材料と工程がシンプルだからと油断すると幾度も打ちのめされる。一般的にはオーブンで焼き固めるレシピが多いが、家庭用のオーブンは庫内温度や熱源の位置が不安定でムラがあるため、きれいに焼き上がらないことも多い(製菓やパン作りを趣味とすると、業務用オーブンがほしくなる)

写真はオーブンで火入れして失敗したプリン。お湯を張って慎重に焼いたが、熱が急激に入りすぎて表面がぼこっと歪になり、側面にも気泡穴が多数見え隠れする。味はまあまあおいしい。もぐ。でももうちょっと見た目を綺麗に仕上げたい。だってそのほうが嬉しいから……。
我が家のオーブンで焼くとどう調節しても熱が急速に入りすぎるので、代わりにフライパンに張ったあちあちのお湯で火入れしてみた。
フライパンにお湯を張る
フライパンのそこに厚手の布ふきんを沈める
ふきんの上にプリン型をのっける
アルミホイルで型を覆う
お湯がかろうじて沸々するぐらいのとろ火で火入れする
火入れが終わったらそのまま氷水で粗熱をとる


四方の角が立ち、均一で、口触りもなめらか。多少の気泡穴は残るけど、かなりおいしくできた。大きめのフライパンがあれば簡単にできるので結構おすすめ。
以後プリンを作るときは湯煎で火入れするようにしてます。