無意味なものを作ることに熱中する

sushiyama
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最近、無意味なものを作り出すことに、楽しさを見出している。

ブログを書くこと自体もそれで、なんとなくバレンタインデーの日に自分が書きたい内容を書きたくなって、しずかなインターネットに投下した。反応なくていいやくらいの気持ちで書いたのにも関わらず、ここ数年で1番刺さったとか、嫉妬しましたなど言われることもあり、恐れ多いし、文章書くハードルが上がったので、最近は文章をSNSに書きましたよっていう宣伝もやめて毎日書いてみている。

最近、自分がやっているGood Boy Jabというバンド、sportifyの月間視聴者数4人の伸び代ハードコアバンド、の3枚目のアルバムを作っている。その中のラップ曲があったので、韻踏んでみたいなと思って2ヶ月くらい書いていた。録音の2日前に今まで書いてきた韻の踏み方が納得いかなくなり、半分くらいを没にして、「ペニス」の韻をできるだけ踏んでリリックを作るということに没頭してなんとか書き切った時は爽快だった。

出来上がったリリックを見ると、その内容が如何に愚かであるかに気づく。しかし、その愚かさが、そのゴミクズだけでしか満たせない満足感があった。

レコーディングの際にバンドメンバーにラップで披露したとき、笑われた。レコーディングを中断するくらい笑った。作り出した無意味なものが、ゴミクズが、少しだけ意味を持つ瞬間だ。

この過程で自分のラップスキルがないことにも気づかされた。リリックを書くことに夢中になってどうやって歌うかをあんまり考えていなかったのだった。しかし完璧さを追求することよりも、プロセスそのものを楽しむことはできた。

そんな時間をかけて作ったリリックですが、お暇な時にでもど韻をどこで踏んでいるかを探してみてください。全ての韻を当てた方に、ランチをご馳走します。そして、少しでも興味を持ったらアルバムのリリースをお待ちください。

なお、下ネタがダメな方は見ないでください。