1月24日、「Blueskyで知り合った人とオフで会う」の実績を解除した。もともとBluesky経由で参加したオンライン読書会メンバーの方でよく通話はしていたのだけれど、活動範囲がかなり近いことが発覚しそのうち飲みに行きましょう~という話をしていた。その読書会でポール・オースター『バウムガートナー』を課題本とした会を企画したが参加者が僕とその方の2名しかいなかったので、それならオフラインでやろうという話になり、お互いに近い駅に集まって手頃なイタリアンへ行った。

お互いにお酒好き・オースター好きで、オンラインでもよく話していたのであまり緊張せずに話に花が咲いた。『バウムガートナー』の感想としては、「最後10ページくらいは読んでいてとてもヒヤヒヤした」という話が盛り上がった。せっかく良い方向に話が進んでいくのに、最後の最後で不穏な空気を漂わせてくる。オースターならこのまま主人公もしくは登場人物が死んでバッドエンドというのも平気でやってきそうで読んでいてとても怖かったという話に共感した。オースターの遺作となるこの作品の結末がバッドエンドでなくてよかったし、訳者あとがきにあるように遺作の最後の単語が「begins」であるというのはとても美しいと思う。
しかし、オースターの作品は「バッドエンドだけど物語の始まりよりは一歩前に進んでいる、という結末が多い」という話もまた盛り上がった。一度なんらかの大きな出来事を経て、それをまたすべて失ってバッドエンドに至るが、最初に比べると何かしら前進している。『ムーン・パレス』も『偶然の音楽』も『最後の物たちの国で』も『ミスター・ヴァーティゴ』も『サンセット・パーク』もそうだし、僕がまだ読んでいない『幻影の書』もまさにその真骨頂とのことなのでこれも早く読まねばなるまい。オースターという作家について色々と語れてとても楽しいオフライン読書会となった。
飲みのあとは二人で本屋をブラつく。僕は最近お酒が弱すぎるため、この日はほどほどに留めて泥酔は免れており、酔った勢いで爆買いするという自体はなんとか避けられたがそれでも駄菓子でも買うかのように4冊の本を買った。

もともと気になっていた本が3冊のほかに、『カードゲームで本当に強くなる考え方』はたまたま面白そうだったので買ってしまった。扉絵に、僕が大好きな漫画『カードゲームうさぎ』の描き下ろし4コマが載っていたのが購入の決め手になった(この漫画が本当に面白くて、ネット上で無料で連載しているのに僕は毎月FANBOXに課金して読んでいる)。早速この本を読み終わったが、カードゲームをやっていない(子供の頃、大人たちに混じって大会に出る程度にはやっていた)僕でもとても興味深く読むことができた。確率論や行動経済学の初歩的な知識を、カードゲームを例にして説明してくれる本のようにも読むことができる。当然、カードゲームの実践的な解説もあり、特にボトルネックを意識したデッキ構築の話なんかはすごく興味深かった。良い本。
夕方から飲んでいたがこの日は健康的に20時前には解散(飲み会が続いた僕の金銭的な理由もあり、申し訳ない)。帰宅してからひたすら『わんだふるぷりきゅあ!』を観ていた。プライム配信が終了するまでのたった6日で『わんだふるぷりきゅあ!』全50話+劇場版を完走してしまった話はまた別の機会に、noteとかでしっかりと、オタク長文お気持ち感想として書きたい。