先日、新潟旅行に行ったのだけれど、日曜朝に早起きして旅館でたまたま『キミとアイドルプリキュア♪』を観ていた。おじさん4人で。

ちゃんと観たわけではなくただ垂れ流していた程度だったのだけれど、衝撃を受けてしまった。
「プリキュアにライブシーンがある……!?」
アイドルモノなので当たり前といえば当たり前なのだけれど、劇中でCGライブシーンがあるプリキュアに度肝を抜かれた。何より、めちゃくちゃかわいかった。
何を隠そう、私はプリキュアシリーズのファンだ。過去のプリキュアシリーズ全20作のうち、全話観ているのは12作(途中まで見ているのは3作くらい?)で、半分以上は観ていることになる。ちなみに一番好きなシリーズは『Go!プリンセスプリキュア』。初めて観たプリキュアなので『Go!プリンセスプリキュア」のことは親だと思っています。
プリキュア以外にも、一時期は『アイカツ』や『プリパラ』などの女児向けコンテンツにも熱を上げたオタクだったのだけれど、長いことアニメ視聴という趣味そのものから離れていて、プリキュアもここ数年は全く観ていなかった。『キミとアイドルプリキュア♪』のライブシーンを観て久しぶりに電撃が走ったのだった。
Amazon Primeで全話視聴が可能と知り、新潟旅行から帰り次第すぐ『キミとアイドルプリキュア♪』を1話から見始めた。新潟旅行の際に放映されていたのは既に41話だったのだけれど、わずか一週間で最新話を含め全42話を一気見した。

めちゃくちゃ面白れぇ……
※ちなみに写真に写っているかわいいぬいぐるみは『トロピカル~ジュ!プリキュア』のマスコットキャラクター「くるるん」である。かわいいね。
まず何より、プリキュアがかわいすぎる。ビジュが良すぎる。アイドルだからどんなにあざとくしても良いよねというスタッフの気概を感じる。主人公・キュアアイドルの変身シーンにも衝撃を受けた。凄すぎるので見てほしい。変身シーンだけ、変身シーンだけでいいから……。
そして、新潟旅行中に観た41話のライブシーンは「キュアキュンキュン」の回だったのだけれど、その目に狂いはなかった。キュアキュンキュン、推せすぎる。
後輩キャラ(主人公より学年が下)
アイドルオタクで「キュアアイドル」と「キュアウインク」を推している
子供のころ父親を亡くしている
そのせいか、一人で抱え込んでしまう性格
アイドルプリキュアになった後も自分は未熟だと考えて人一倍努力する
CV.高森奈津美
これで推すなという方が無理である。おじさんが頑張り屋さんの女の子に弱いというのは遺伝子レベルで刻まれているので不可避である。
さらに今作の「妖精枠」であるプリルンとメロロンも魅力的だ。シンプルにかわいいというのもあるけれど、この2人を取り巻くエピソードがかなりしっかりしていて、何話もかけて問題を解決していく展開は素晴らしかった。本来の対象年齢的には一つの問題に何話もかけてしまうと子供がついていけなくなるので、重厚なシナリオをプリキュアでやるのはリスキーであると思うのだけれど、子供がどう思うかはさておきおじさんには刺さった。
そんなわけで、43話からはリアルタイムで日曜朝に早起きして見ることにした。日曜の朝は正直もっと寝ていたいところだけれど、早起きすることで一日が充実するのでプリキュアのためにもなんとか最終話までは続けたいところだ。
余談だけれど、『キミとアイドルプリキュア』は最新話に追いついてしまったため今は『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』を観始めている。こちらは『魔法つかいプリキュア!』のスピンオフで、成人したプリキュアたちが主人公の1クールアニメなので軽い気持ちで見始めたのだけれど、もともと『魔法つかいプリキュア!』は大好きな作品なので本編も見返したくなってきた。もう俺にはプリキュア以外のコンテンツなんて不要なのかもしれない。