お久しぶりです。11月は怒涛のイベント尽くしで、しずインにも全く日記を書く余裕がなかった。ちょっと落ち着いたので、その怒涛の11月を振り返っていきたい。
11月8日はカズオ・イシグロと僕の誕生日。僕は37歳になった。翌週にとても大切なライブ出演が控えているので忙しさの真っ最中だったが、せっかく土曜日の誕生日くらいは好きなことをしてゆっくり過ごそうと思い、手始めに本屋さんでリミッターを解除した買い物をした。

2件の本屋さんをまわり、気になっていた本を片っ端から購入。それでも国内の文庫本が多いから金額はそこまでいかず、9,000円程度で済んだ。ほくほく。
続いて、大好きな大好きな喫茶店に行く。以前にもこの場所を日記に書いたことがあったように思うけれど、おひとり様専用の喫茶店で時間を気にせず静かに過ごすことができる。

カレーを食べ、タルトタタンを食べ、コーヒーや特製ティーを飲みながら、エンデの『はてしない物語』を読む。辞典のような大きさの特装版なので移動中に読むことは難しいけれど、こういう場所で静かに読むには最適な本だ。とても贅沢な時間を過ごすことができた。
11月16日は僕がソロでやっている音楽プロジェクト・unsnuffの自主企画ライブがあった。

10年ぶりのCDリリースに伴う7年ぶりの自主企画イベント……と、いかに自分が活動を休んでいたかがよくわかる数字。このあたりのことは前回の日記に書いたので、とてもパーソナルな内容だけれど気になる人は読んでくれたら嬉しい。
CDの制作を開始してからこの日まで約2年。ず~っと一人で準備してきた。レコーディング、ジャケット制作、MV制作、イベント会場の確保、スケジュール調整、出演者のオファー、フライヤー制作、告知、CDプレス、ライブ練習などなどなど……とっても大変だったしむちゃくちゃお金も飛んだ。ミュージシャンにとって(少なくとも自分にとっては)CDをリリースしてイベントをやるっていうのは冠婚葬祭のようなもので、大変さもあるけれど人生のイベントとしてとても充実したものでもある。
インフル大流行で「当日ライブができなかったらどうしよう……」と不安に押しつぶされそうにもなったけれど、なんとか健康に当日を迎えられ、お客さんも会場にパンパンに入るくらい大盛況で、イベントとしては大成功に終わった。イベントの詳しい感想はunsnuffのnoteに8,000字くらいある超長文でアップしているので、文字を読むのが中毒的に好きという奇特な方がいたら読んでみてください。
本当によくやりきった、と自分を褒めてあげたいけれど、これで満足していてはいけない。CDをリリースしたのは自分にとって活動再開の狼煙であって、まだスタート地点。また新たな気持ちで音楽活動を頑張っていきたい。
ライブの一週間後、新潟に旅行した。DJ仲間のおじさん4人で修学旅行。僕のライブにも来てくれた友人が、ライブの慰労も込めて企画してくれて、ありがたいことに旅行計画もほとんどその友人が立ててくれた。僕は本当にただ荷物を持って行っただけ。お言葉に甘えて満喫させてもらった。


その友人が車系の会社に勤めていて、会社の車をタダで借りれるとのことで、なんとトヨタの新型アルファードという富裕層しか乗らないような国内最強クラスのグレードの車に乗せてもらった。ナニコレ???座席にミニテーブル、読書灯、マッサージ機能までついていて、座席のスマホで操作できるんですが……。飛行機???

新潟に到着してまずは「へぎそば」をいただく。やはり新潟と言えばお蕎麦。のどごしが全然違う……。とても美味しかった。

そのあと、新潟に住む昔からの友人が仕事を終えて合流し、オススメの酒屋に行く。セレクトショップみたいなおしゃれな酒屋で、みんなで日本酒や、新潟の佐渡で作っているクラフトビールを買いこんだ。

新潟旅行といってもどこかに観光するわけでもなく、ただただ温泉に入り美味しい飯や酒を飲むだけの旅。おじさん4人でする旅はこれくらいが疲れなくてちょうどいい。宿につき次第温泉に入って、おすすめの居酒屋に行ってたらふく飯と酒を飲み、宿についてからさらに酒を飲む。翌日も友人オススメの美味しいラーメンを食べ、お土産屋でさらに酒を追加購入した。う~ん豪遊。



一泊二日、ほとんどが移動時間のような旅だったけれど帰りの車内も誰一人寝ることなく大盛り上がりなくらい楽しくて、こういう友達がいることに救われる。思えばみんなもう10年以上の仲だけれど、10年以上の友達ってこの年齢になってやっとできるような関係で、貴重なものだなと思う。歳をとるのも悪くないなーと思える旅だった。
振り返ると11月のイベントはどれも、年齢を重ねてきた重みを実感するものだったなあ。あっという間に年の瀬で焦る気持ちもあるけれど、これからもできるだけ人生を楽しんでいくぞー。