女にしかわからない日が来た。この日の正式名称や俗称など様々あるが、要するにどんな言葉を使おうが女にしかわからないのだから言葉というものの意味がない気がする。女にしかわからない日。女にしかわからない痛み!女にしかわからない痛みなはずなのに幸運にも痛みのない女!私はそちら側に生まれたかったが、通常の道をたどって女にしかわからない痛みを感じる女として生まれてしまった。ああ、お腹が痛い…。両脚がだるくて痛い…。股関節が曲がると痛いから椅子に座れない…。椅子に座れないから食事に時間を掛けられない…。そしてベッドでぬいぐるみやクッションにお腹周りを温められながら、時が経つのを、いや少なくとも3日が経つのを待つのである。この苦しみが女にしかわからないことが私は憎い。この苦しみが女にだけ架せられていることが私は憎い。人間の構造が憎い。この苦しみを願わくば女でない人にもきちんと教育してほしい。
ということで、令和の性教育、進化してくれよな!!!!!!!
(了)