こんなことばっかり言うのはつまんないんだけど、「恐妻」という言葉はあるのに「恐夫」という言葉がないのはヘンだなぁと思う。フェミニズムが〜〜〜!とかいう前に、私は言葉というものに関心があるので、シンプルに「なぜ?」と思うのだ。「恐妻」という言葉があるからには、本来は妻は恐ろしくあるなかれ、という認識が我が国において存在するからなのだと思うし、「恐夫」という言葉がないのは……ないのはなぜなのだろう?本来は夫は恐ろしくあるべし、という認識が我が国において存在するから、とかだったら、イヤすぎるよ……!恐妻という言葉があることよりも恐夫という言葉がないことの方が怖い。よって、まあどっちにせよ恐妻という言葉はもう使わなくても良いと思う。
っていうのは、バラエティ番組のその回のサブタイトル(?)の部分に「恐妻」という言葉が書いてあったからなのだが、これは間違いなく世代が2周くらい上の人が付けたタイトルなのだと信じたい。
しかし世代が2周くらい上の人は正直ちょっとかわいそうだとも思っている。これまで良しとされてきたことがダメと急に言われても、長い人生で積み上げてきたものを一気に変えようにも慣れないし、一度言われただけじゃ老化で覚えられないし、今まで自分たちがやってきたことって一体……。みたいな、自分が今まで付けてきたタイトルやテロップの数々が走馬灯のように蘇り贖罪の意識で夜も眠れなく……なるような人は多分テレビの仕事は長く続いてないだろうし現在進行系でタイトルに危ういワードを使えるメンタルを持ってるから、心配ないか!
まあでもそういうことで、がんばれ2周くらい上の世代の人!!