無題

日々
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日記が本当に一年続くとは思わなかったので、初めのころに与太として話していた「自分用に一冊だけ本にする」というのが現実味を帯びてきたことに驚いている。記事をテキストデータとして一括でダウンロードできる機能まであるのだから、これをどうにかしてワードかなにかに流し込んで整えればできてしまう。気持ちとしてはハードカバーにしてみたいのだけれど、さすがに自分用の本に出せる金額じゃなく断念。でも、いつか小説本の表紙や組版のデザインを依頼してみたいと思っていて、その練習として組版依頼をやってみてもいいかも……。1記事1pだとして、自分の人生で200p超えの本を作れる機会などそうないだろうから、正直すごくやってみたい。とはいえしばらくは原稿に集中しなくてはいけないので、年明けあたりから考えようかな。

一昨日くらいから本当に空気が冷たくて、冬本番が近づいてきていることを感じる。Twitterなどを見ていると、北海道や東北に住んでいる方はもっと早くからストーブや雪の話題を出していて、わたしは大阪以外に住んだことがないのでそれを見るとうまく想像ができなくてふわっと浮いたような気持ちになる。一度くらい寒い地域の寒い時期に旅行に行ってみたいけれど、きっと寒さに耐えきれないだろう(わがまま!)から腰が重い。これ以上寒いところではわたしはたぶん暮らせないのだろうなと思う。今朝からマフラーをつけて出勤した。


昨日も21:30から原稿をしていた。と書いてから、いやそれは違う……と思った。ごはんとお風呂のあいだはアニメを見ていたので、22時まではそれを流したまま印刷所のHPを眺めていた。わたしは長めの小説を書くのに締め切りが必要でイベントに出て本を作る人間なので、本の見た目のことを考えるのがあまり得意じゃなくて、組版は本文が書きあがってからテンプレを使わせてもらうことが多いのだけれど、これまでの人生で初めて書き始める前に組版が決まった。装丁〆切組版が全部決まってしまい、表紙は友人に依頼しているとなると、もはや書くことしかできない。しかし書くことのテーマは決まっていても具体的なシーンが見えていなくって、見切り発車で書いていくしかないことがあまりに不安。でもごちゃごちゃ言っている余裕はないので書きます……。

@suzu_sn
息継ぎをする