人生いいことばっかみたいな顔したがって全然だめな毎日。少し前からネイルを塗るのに時間を割けなくなって、爪噛みが悪化して、とうとう指の皮膚までぼろぼろになってしまった。うまくいくと思ったのに。継続は力なりとはよく言ったものでわたしに力はなかった。げんなりする。
でもそれはそれとしていっぱい小説が書けて嬉しいし楽しい。そっちにばっかり気が引かれるのがしんどいんじゃんと言われればそれまでである。だって、たのしいんだもの……。二月の末から暴走列車みたいになってしまって書き続けている。そういえばこういう生活がしたかった。けど、次から次へと〆切が湧いてくる生活に恐ろしさを覚え始めている。止まるのが怖いが、止まらないのも怖い。日々(一人称ではない)のいろんな時間が小説を書くことに吸われ、他の趣味がしなびていくのだが、他の趣味なんてろくにないのだった。音楽はずっと聞いている。生活そのものだから。
遅番三連週も来週で終わってしまう。そしたらまた早番を頑張らなくてはならない。嫌だなぁ。というか、異動の話ってどうなっているんだろう。そういや会社でなんか表彰されるらしく、顔写真を送れと言われた。嫌だったけど送った。なにがおめでとうございますだ、仕事なんかなんにも大事じゃないのだが。
なぜ人は生きていくのに金が必要で、金のためには働くことが必要なのだろう。これが呑み込めなかったら、40年も勤め人をやっていくのは苦しいだろうなと思う。答えはまだ見つからない。