ここで生きていてもいいって思うにはあまりにも大変だなと感じる人生。
自分は誰も許せないし誰にも許されないんだろうな〜みたいなことをぼんやり思う、根本的に世界に受け入れられている感覚が薄い。自分のことが全然好きじゃないし、自分を好きでいてくれる人もいないんだろうなと思ってしまうのだ。
生きてていいよと言って欲しいけれど、生きてていいよって言えるということは生きててはだめだということも言えることになってしまう。誰かが、人の命の良し悪しを判断できるということになってしまう。だからそうじゃなくて、ほんとは誰にも何にも言われなくてもみんな生きてていいんだし生きててよくない人なんていないんだっていうのを自分で自分に言い聞かせられるようにならなきゃいけなくて、でもそれはもちろんめちゃくちゃむずかしいんじゃん当たり前だけど。
毎日呼吸が苦しいのを誤魔化して息継ぎに必死になって不意に目の前が真っ暗になるような気がしてもそれでもって言わなきゃだめなんじゃん。まだ諦めないって。まだ歩けるよって思ってるって。
狂った歯車がいずれの収束を見せてくれることを望んでいるのはわたしも同じだ。いつか狂うと思っていた人生に、あきらかな道を踏み外した地点がある方が安心を得てしまうなんて、なんて人間らしいんだろう?