碇のような言葉たち

日々
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いつも読んでくださっている方へ

読んでいる人を想定してものを書くのが苦手なので、これまであまり言及してこなかったのですが、いくつか感想レターをいただいたので、お礼を申し上げたく記事をつくりました。

「いつも読んでくださっている方」というか、たとえ一瞬でも、わたしの書くことばに気持ちを向けてくださる方がいることを、とても嬉しく思っています。

今日の日記みたく、わたしはこの世界に対して自分を紐付ける意識が薄く、自分のことをいつかどこかへ飛んでいってしまいそうだと危機感を覚えるほどです。ですが、いただいた感想レターはわたしを浮かびづらくさせてくれます。碇のようです。わたしへ宛ててくださった言葉や、わたしへなにかを伝えようとしてくださったという事実は、わたしを流されないように、生きることに留まらせるようにさせてくれます。

こうして、インターネットの向こうにいる、誰かもわからない人の言葉に耳を傾けてくださることだって、決して当たり前のことではありません。ダッシュボードから滞在時間を確認しては気持ちがはしゃぐのを抑えられなかった日もたくさんあります。Blueskyでの投稿に訪れては反応を残していってくださった方にも、なにかわたしの言葉が琴線に触れたのだろうかと想像してはうれしく思っています。

いつもありがとうございます。先の見えない人生を照らすランタンのように、読んでくださる方がいることをたのもしく思っています。いつまで続けられるかわからない日記ですが、ここにいたい限りはいられますように。

日々(SN)

@suzu_sn
息継ぎをする