昨日と今日にかけて、「今日は誰にも愛されたかった」を読んだ。正確には今日の深夜二時頃と、仕事を終えて帰ってきてからだ。
掲載されている詩のうちのフレーズに、
「今日のこの日もいつかは日々になってしまう」
というものがあって、「日々」という名前で日記を書き続けているわたしは背筋が冷えた。今日のこの日を切り取るように書いていることばも、ここに蓄積していくことで「日々」になって、圧縮されて普遍的な思い出のうちのひとつになってしまう。そんな印象を受けた。けど、書いていることを後悔とかは、全然できないんだなっと思う。わたしは、書かないとどんどん苦しくなる人間で、それが嫌で、ひたすらに言葉に縋る。それだけのことだ。
今日は漫画も買って読んだりした。たくさん物語を摂っている。自分の中を風のようにふきぬけていくものもあれば、重たい石を置いて行くものもあるし、残り香を置いていかれることだってある。それぞれ全部ちがうのだ。