これは単なる偏見かもしれないが、エンジニアはその会社の経営者がエンジニア出身だとか PM がエンジニア出身などという言葉に謎の安心感が生まれる。
エンジニアのみならず、結婚相手には一人暮らしを経験していてほしいとか、料理経験だとかを求める人も少なくない。
...という私も最近「この人は XXX を経験してほしい」という感情がよく現れる。
この感情のわけは、経験をしているとそれを踏まえた動きができるからだ。この判断をすると将来的に困るだろうなと先回りして対応することも可能になる。必要以上に説明する必要もなくなる。
しかしよくよく考えると難しい問題であることがわかる。
経験しておいた方がいいことなんて挙げればキリがないし、そもそもそれは自分も経験していなかった時期もある。また、逆に経営者はあなたに「経営者を経験しててほしい」とか「PM を経験しててほしい」と思っているかもしれない。
ではどうすれば良いのか、結局は場面によるが少しずつ伝えていくのが良いと思う。たとえば相手が思うような判断をしてくれなかった時は、ただただ黙って自分が変わって済ませるのではなく説明したり少しずつさせたりする。
↑偉そうに思えてきたので終わりますが、やっぱり任せるのはムズカシ