個人的にこれはやるべき良い習慣かなと思っているものの一つが掲題の「真似すべき人を見つけたら徹底的に真似する」です。
これは実際の自分の経験の中で培ったものなのです。生来、自分は人と関わり合うのが結構苦手で甚だしい例では小さい頃に友達の家のチャイムを鳴らすことすら苦手としていました。
成長するにつれてマシにはなってきたのですが、それでもまだ見ず知らずの人と打ち解け合うには普通の人よりも時間がかかるような人間でした。
新卒の頃、また新しい人間関係を構築しないとなと憂鬱になっていたのですが同期に物凄くコミュニケーションの上手い人がいまして、その人をハブとして新卒同期全員が割りと早い段階で仲良くなりました。
コミュニケーションにおいて自分とは全く正反対なこの人の人間関係構築術は将来的に絶対役立つなと、ある日をきっかけにその同期の真似を徹底的にすることにしました。
先輩に対して可愛がられるボケツッコミ、仕事における周りへの態度、気の遣い方、リーダーシップを発揮しなければいけない場面での他の人の引っ張り方、etc...
真似できるところは徹底的に真似しました。ひどい時には口調まで似通っていたこともあったかもしれません。
そういったことが功を奏してか、先輩含めて仲良くなったグループで旅行行ったり、常駐先の他社の方ともすぐに人間関係深められて仕事もプライベートもお世話になったり、真似をしてなければ多分そういったことはなかったでしょう。
今でも彼のイズムは自分の中で根付いており、徹底的に真似して良かったと心底思います。
こういったように、この人を真似ることで自分にとって確実にプラスになるという方を見つけたら徹底的に真似することを自分はオススメします。もし、今すぐプラスにならなくても年を経ることで経験が変容し、後年プラスになるかもしれません。学ぶことは真似ることとよく言われていますからね。
ちなみにそんな彼は後年、コミュニケーション術を活かしたマルチ商法にハマってしまい、同期は全員連絡を取ることを辞めました。くれぐれも真似するところは良い部分のみにしておきましょう。