「一冊丸々本読めねぇ〜〜〜」「読書最近できん」って人は多いと思いますが、そんなあなたに朗報です。そんなお悩みを解決する読書法があります。
それは"つまみ食い読書法"
要は技術書買ってきたら、興味湧きそうなところに絞って読もうって話ですね。(一章とかまとまったサイズで)これは自分が高校生の時に懐いていた国語の先生に言われたのですが「読書なんてものは内容の20%もなんとなくで覚えてれば御の字。我々凡人は一冊の中で本当に大事な1行や1ページを真に心に刻むべきなんや。」という言葉を20年近く経っても覚えています。
これはめちゃくちゃ大事な話で、完璧に本の内容覚えている人間なんていたらバケモノです。読書ってのは"自分にとって"大事なことを見つけ出す作業であるんです。
この自分にとって大事な部分を色んな本から集めていって、"ブレない芯"や"思想"を作っていくものなのかなと。そのためにも、「読むの途中で挫折した」という経験をなくすことがまず大切で、うってつけな方法がつまみ食い読書法なのです。
最近自分はパスカルの"パンセ"をいっちょ前に読んでます。これも挫折しないようにデスクの前に置いていつでもつまみ食いできるようにしていて、仕事が行き詰まってちょっと休憩すっか〜みたいな時にスッと30秒くらいだけでもペラペラっと捲って「おっ」と思ったところを読むというようなことをやっています。
宗教観が強いところは正直よくついていけないのですが、独白というか放言というか「人間ってこんなもんじゃん」みたいなところは「あぁ〜あるある」と思ってしまう箇所がやっぱりあるんですよね。
すべての人はそれぞれ一つの真理を追求すればするほど、いっそう危うい誤りに陥る。彼らの過ちは一つの偽りを追求することにあるのではなく、むしろもう一つの真理を追求しないことにある。
とか、まぁありますよねって感じ。こういう面白みもつまみ食いしないと多分出会えなかったです。
本読めね〜〜〜って悩んでる人はぜひ試してみてね✌