麻布台ヒルズに行った🏙️

syumai
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最近港区にもの凄くでかいビルが出来たと聞いたので見てきました。

こちらの麻布台ヒルズの森JPタワーは、あべのハルカスを超える325mという日本一の高さを誇るビルです。

港区のでかいビルと言えば六本木ヒルズ森タワーで、これが高さ238mと言うことなので、なんと100m近くも上回った高さとのこと。

さらに、近くには東京タワーがあり、こちらは高さ333mなので、実はほとんど高さが変わりません。麻布台ヒルズの周辺では、あらゆるところから東京タワーを望むことができるのですが、森JPタワーの存在感がありすぎて『東京タワー、なんか前より小さくなった?』と思ってしまうレベルでした。東京タワーは今や、麻布エリアに数多く存在する高い建物のうちの一つでしかなくなってしまったようです。

今回、せっかく行くならビルを眺めるだけではもったいないと思い、麻布台ヒルズギャラリーのオラファー・エリアソン展に行ってみました。

入り口入ってすぐに宙からぶら下がっていた球体が個人的にはかなり刺さりました。パッと見はギラギラしているのですが、じっと眺めると、中に赤、緑、青、黄と様々な色がフワフワ浮かんでいて、見ているだけで無限に時間が過ぎていってしまいそうな、独特な魅力のある球体でした。自宅にぶら下げたい。

あとは、真っ暗な広い部屋に案内されるタイプの作品があって、これも大変面白かったのですが、内容について書いてしまうとややネタバレ(でもないですが)になってしまう気がするので控えておきます。

全体を通して、比較的わかりやすい、見ていて素直に楽しいと感じる作品が多かったので、時間のある方はぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?土曜の夜というタイミングではありましたが、全く混雑していなかったので、ゆっくり作品を見たいタイプの方にもおすすめできます。

規模感的には、六本木ヒルズの森美術館くらいのものを想像して行ったのですが、麻布台ヒルズの規模感からすると意外に感じる程度に控えめなサイズでした。多分、サイズ的には森美術館の半分もなさそう。一作品あたりにあまり時間をかけないタイプの方は、あっさり見終わってしまうと思います。

オラファー・エリアソンの作品は、実は森JPタワーのエントランスにも展示されています。と言うかこちらの縁があっての展覧会なのではないかと思います。もし行かれる方は、こちらも合わせてご覧いただくのをおすすめします。

麻布台ヒルズは11月にオープンしたばかりで、まだ開店していない店が多いというのと、クリスマス前の週末ということで、どの店もごった返してしまっていました。そのため、ギャラリー以外にも色々見ようと思っていましたが、結局、鈴懸のどら焼きだけ買って退散しました。これは麻布台ヒルズじゃなくても買えるのでお土産チョイスとしては微妙だったかも。でも美味しそうなので楽しみです。

麻布台ヒルズから退散したあとは、3年前まで住んでいた麻布十番まで歩いて新福菜館でフィニッシュしました。

実は麻布台ヒルズのエリアは、麻布十番在住時代に散歩とランニングによく使っていた、麻布十番→神谷町→虎ノ門→霞ヶ関→銀座というコースの序盤でよく通りがかっていた箇所で、よく見かけていたはずの道にどデカいビルが建って、完全に別物に化けていたのはなかなか感慨深かったです。

現居からはやや距離があるので頻繁には来られませんが、また展示の入れ替えタイミングとか、新たに開店する店が増えた頃に行ってみようかな〜と思います。

そう言えば、浅草〜蔵前エリアの推しカフェのペリカンカフェも麻布台ヒルズに開店していたのでぜひ。(自分は浅草の方の店に行きます…。近いので!)