人は孤独を感じやすいと思う。例えば、大切な人が居たとしても現状その人と話す触れることができない環境。現に今、そういった孤独を感じている。こういう時になんでもいいから人に触れてもらいたい、できれば自分が恋人だと思わんばかりに優しくたくさん触れてほしい。この触れるというのは肌と肌をあわせることではなく、文字に触れるということ。
文字に触れるってなんだろう、そのまま読み取ると液晶越しに触れたらいいのだろうけど、そういうことではない。言葉の重みを感じてほしいのだ。例えば、孤独という言葉を使った時に目の前にいるあなたに、この侘しいような暗く沈むような心地を理解してほしい。この人は深海に沈むように孤独を感じて、発散しているのだとわかってほしい。そんな気持ちからできている。あなたには伝わるだろうか。
思うに、心は拠り所を探しているのだと思う。きっと明日朝になれば関係なく元気に過ごせるという自負がある、案外しぶとくなく慎ましやかに一日を終えるだろう。それでは駄目なのだ。自己がなんとなく宙ぶらりんになっている心地なのだ。
誰か受け皿になってほしい、そうすれば朝のことを忘れてあなたに言葉を贈るのに。