Not for meでした。
セリフ量がかなり少ない。画の芸術性で見せてくる映画だった。
カットも長めで、人間の動作や表情をじっくりと表現している。
別にこれらはNot for me要素ではないですが、じっくり集中して空気感を味わう見方をするべきだったとちょっと後悔。
モニターで飲み物飲みながら見ていたので、割とぼんやり見てました。プロジェクターで見ればよかった。
別に上記はNot for me要素ではないんですが、一番はオチ。
イングヴァルは、故障して置き去りにしたトラクターを修理しにアダを連れて出かける。その帰り道、イングヴァルは盗まれた銃で首を撃たれ死ぬ。彼を殺したのは、アダの本当の父であり、頭部が羊で体が人間という獣人であった。獣人は、イングヴァルの死に涙を流すアダの手を引き、山へ消えていく。(wikipediaより)
全体を通して写実的な表現で通していたのに(この印象には前述の二つの要素も影響しているかも)オチで突然新しい存在が出てきて終幕、だとストーリーとしてなんでもアリになっちゃいません?
見てきたストーリーから筋道立てて納得できるエンディングだと面白かったかなーという所感。
特にこの映画は「ぼんやりとして実体の掴めないこの恐怖を、どういう結論にもっていくんだろう」という期待があったので、このエンディングは拍子抜けだった。
以上。
140文字以上の文章を書いたのは人生で二回目なので、未だに文章として成立しているか怖いです。
それではまたタイムラインで。