02月16日(月)

syuze_sendo
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公開:2026/2/16

先週もさぼりました()

2月9日の週はやたら読書をしていました

空の境界 文庫版 上・中・下

WORLD END ECONOMiCA Ⅲ

狼と羊皮紙 ⅩⅢ

合計5冊!

内4冊は読み返しですが、活字をたくさん接種しました

空の境界 文庫版 上・中・下

私は空の境界 講談社ノベルス版をたぶん15回は読んでいるタイプの異常者なんですけど

文庫版が電子書籍合本版で安くなってたので勢いで買ってしまいました

空の境界、久しぶりに読みました

講談社ノベルス版を15回以上は読んでいるタイプの異常者である私は文庫版を読んでいるとあることに気が付きます。文章がかなりの箇所変わっているのです。まぁ奥付?のところに文庫版出版にあたって加筆修正を加えましたって書いてあるので修正されているのは明らかなんですけど、結構な量です

地の分の表現はもちろん、登場人物の台詞が語尾や言葉選びなど、読んでいる途中であれ?ここ変わってるよね?って思って講談社ノベルス版を開いて確認するなど、どう考えても異常な小説の読み方をしてしまいました

好みの問題なんでしょうけど、私はやはり読み慣れた講談社ノベルス版の表現の方が好きだなぁと思いつつ、でも別に物語の大筋にかかわる変更ではないので気にする必要もないよなぁと思いつつ、でもやっぱり表現が変わっているのは気になっちゃうよねぇと思いながら読んでいました

久しぶりに読み返した感想は、第七章のラストシーン美しすぎる、です

奈須きのこ先生の文章で特に好きなところが、登場人物の独白のシーンです。空の境界でいうとラストシーンで式がナイフを抱きしめながら静かに自分の思いを紡ぐシーン。痛いほどに静かで、切なくて、逃げ出したくなるくらいに残酷な現実と向き合って、絞り出すように紡ぎだされる繊細な言葉に心が切り刻まれるような錯覚に陥ります。読んでいると周囲の空気がシンと冷たくなっていくようなイメージ

月姫でいえば琥珀さんの真実が語られるシーンが思い出されます

登場人物の心情が読んでいる私の周りの空気まで書き換えていくような、そんな文章が本当に本当に本当に美しくて好きなので全人類空の境界読んでください

そして、狼と羊皮紙 ⅩⅢを読みました、最終巻でした

狼と羊皮紙は狼と香辛料、という作品のスピンオフなんですけど、狼と香辛料という作品がそれはまぁ奇跡のような作品で…というところから書かなきゃいけない?そうだよね?

狼と香辛料という作品が何故奇跡のような作品であるかというと、それは「幸せであり続ける物語」だからです。作中やあとがきで作者の支倉凍砂先生が言及していらっしゃるとおり、物語はいつか終わるものだし、幸せであり続ける物語は存在しないとされています。

しかし、狼と香辛料は物語がハッピーエンドを迎えたその先を書かれています。登場人物たちが結ばれて、夢をかなえて、そのあとに過ごす陽だまりのような幸せの日常を物語完結後に5冊か6冊くらい出版されています、公式同人みたいなもんです、でもこれが公式なんです、神だろ

で、狼と羊皮紙は香辛料の登場人物たちの娘と弟子(弟子?)が主人公のスピンオフです。香辛料本編がだいたい13冊+番外編7冊くらいなので、本編と同じくらいの分量が出ています。この作品群、福利厚生が手厚い

支倉凍砂先生の文章は状況描写がわかりやくて、優しくて、甘い匂いのしそうな幸せ描写がとてもとても美しいので大好きです、私の理想の文章を書かれる先生でもあります

私はハッピーエンド至上主義者なので、物語がハッピーエンドを迎えて、そのあとの幸せな日常パートが文庫本で何冊も出て、スピンオフも13冊出た上にハッピーエンドを迎えて、となんかすごく好みにドンピシャの本がこの世に存在する幸せ~~~って気分でこのシリーズを読んでいました。狼と羊皮紙は完結しましたが狼と香辛料Spring Logは続くらしいので続刊が楽しみですね!!!!!まだこの幸せに浸れます!!!!!!!

読んでいて元気になれる小説私調べ第一位を誇るWORLD EDN ECONOMiCAの話はまた別の日に書きます!