最近、コーチングを受けている。
チームを持ったり育成に関わったりするなかで、数年前からコーチングをする側に興味を持っていました。
けど、受けたことないのにする側に回るのも違うなあと思い、コーチングを受けられる団体や機会を探していたものの、自分の見た範囲ではあまりピンとくるものがなく、いつしかそんな気持ちも忘れてしまっていたのでした。(余談ですが、社長がコーチングを受けていると聞いて紹介してもらったら料金100万クラス。経営者から紹介してもらったからそりゃそうかと思いつつ、凡人はコーチングも受けられないのか…?としょんぼりしてました)
そんな中、会社の管理職研修のフォローアップとしてコーチングセッションを受けられることとなり、とても良かったので今の気持ちの書き留めとして記しておこうと思います。
セッション前に、サポーター(YeLLにおけるコーチのこと)のリクエストを送ることが出来るのだけど、同性で年上の方を希望してみました。仕事の悩みだけじゃなく、人生の悩み・モヤモヤしていることを話してみたいという思いがあり、人生経験の多い方に聞いてもらうとどうなるんだろうか?という期待があったり。
サポーターになってくださったのは、おそらく15歳ほど年上で、すこし似たような仕事をしており、海外での居住経験が長い素敵な方でした。
家族以外に自分の本心を話す場って(特に仕事において)得たことがなく、自分を開いていくことに不慣れで1回目はお互い探り探りな表面的会話の時間になってしまったのですが、いろいろと背景を打ち明けた2回目セッションで、すごくいい気づきを見つけることができたと思っています。
率直に言えば、他者や窮屈な場に自分を合わせに行きすぎて、視野狭窄になり、自分をすり減らして苦しめていたことが辛さに繋がっているんだなあと気づくことができました。
価値観が違ってもいい、違って当たり前だということ。
合わせる必要はなく、相手と違っているということをそのまま何も手を加えず受け入れること。
価値観を合わせる必要はないので、コミュニケーションでお互い大事にしていることをすりあわせること。
などなど、自分のこれまでの人生の辛い瞬間は自分の思い込みから強化されていたんだな、と心の底からハッとする体験でした。
自己啓発書やポジティブシンキング系の書籍でも同様の言葉は出会ったことがあるのですが、それが自分の中から出てくることで心の底から"わかり"に至る、そんな得難い体験を味わうことができました。
長年の思考の癖がついてしまっているので、自分のものとして染み渡らせていくために、日記やメモに記して触れていこうとしています。
もう少しだけコーチングの機会があるので、終わる頃にどんな自分になれるか楽しみになっています。