週タイトルの「貞女は二夫に見えず」という腹の立つことわざ(ことわざ……)、「二夫」は「じふ」と読むとこの度とらつばで知ったけど賢くなったなんて特に思わないんだからな!
「子供を作るわけでもない」。この時寅ちゃん40歳ぐらいとして、そう言い切るのが時代だなあと思う。お産周りの技術もあるだろうし、今の感覚でものを言い過ぎてもいけないのだろうけど。
轟と遠藤さんを前にして、おそらく彼らのような関係性を目の当たりにしたのが初めてであろう寅ちゃんは、二人に「結婚の選択肢がない」ことにまず思い至らないのは当然にしてリアルだ。だからこそ「それをそのまま本人に言え。(そして)帰れ」を言ったよねさんがグッジョブなんだよな……あの場であの時点ではそれが最善だった。
「こないだして頂いたプロポーズのことで」「まあ!」梅子さんのこの声ずっと聞いていたいわw
「航一さんとの時間がすごく楽しい」「一緒に暮らすのもとてもとても素敵なことだと思う」と語る寅ちゃんの顔を見て星航一もやや苦しげなんだよな〜〜〜現時点での「結婚」に好きな人(寅ちゃん)が心躍らせてない様を如実に汲み取ってる顔なんだよな〜〜〜
寅ちゃんは「永遠を誓わない愛」と覚えているけれど、あの日濡れて滑る廊下で手を取り合って航一さんが言ったのは「数ヶ月後、来年のことはわからない」けれど、永遠を誓わない「だらしがない」愛でも、だった。三年を経て航一さんは寅ちゃんへの愛情が冷めるどころか却って深まり、寅ちゃんとの愛にだらしがないところがあるのが嫌になったのかもしれないな……
星航一もおそらく五十がらみの社会的立場のある男で、余生が遠ざかった今、欲も打算もないといえば嘘なのだろう。何より、生涯かけて背負っていく自らの罪悪感を軽くした寅ちゃんをみすみす手放すはずがないもんな……
婚姻自体が「永遠を誓わない愛である」ことに気づいたからです。これは多分星航一の方便だと私は思っていますが、理詰めなら納得するかなと思って言ってみたところ(多分)、それはそれで却って追い詰められた顔をする寅ちゃんである。たっぷり残ってる氷小豆がきまずいわ。
優未のために部屋を片付けた、という百合さんに微妙な顔する星航一、同居は考えてなかった説。新しいお家で寅ちゃん優未と3人で暮らしてく選択肢もあったのかなあ。
猪爪の苗字が強そうっていうレミさんに完全同意w w
「ごめん、寝る」と強制シャットダウンの寅ちゃん。私もとっ散らかってくると「まず寝よう」なのでわかるわ寅ちゃん……