・MIU404を100回(概算)リピした勢としては、ちょいちょい脳にぱちんとくるセリフが多くて楽しかった。陣場さんが「事故でなく事件です」といった時「おっ」てなったな。香坂くんの件の時は「事件じゃなく事故だ」っていってたもんね。しかし分かってたつもりでも九ちゃんマジでビタイチ出なかったなーちょっと寂しい。
・MIU404を100回リピした勢なので、岡田将生こと梨本孔、と聞いて(梨本!!?)ってびっくりした。結局最後まで触れられなかったけど、健さん(MIU7話)と関係あったんだろーかと。パンフ見ればわかるのかな。
・信頼度絶大で見に行ったしその期待は全く裏切られなかった、その一方で問題提起としても刺さり過ぎて鑑賞後しばらく切なくてたまらなかった……。
・私もかつての舟渡エレナであり、もしかしたら山﨑(下の名前失念)(パンフ買うべきだった)だったかもしれない。よく見る感想に、この作品で描かれることに関係のない人はいない、と書かれていて、本当に本当にそうだなと。
・梨本の最後の表情、一番ざわざわした。物流という需要の奔流のような激しさに引き摺り込まれそうなあらゆるもののために、果たしてあらがいきれるのかという畏れが見えた。
・爆弾引き当てちゃったエレナの傍らを結局離れなかった梨本、甘っちょろいんだけどそれが彼の誠実なんだなあ
・正平さんこと火野正平演じる父親と息子の配達員親子、見てるうちにだんだん目が潤んできて「彼らの、彼らのためにさあ……!」って気持ちになってほんとに、ほんっとーに
・配達員親子の息子の方、昨日今日配達員になった人であり、しかしそれまでの過去の蓄積があったという描写がよかった。もしかして最後ギリッギリで事なきを得たの、彼のその知識のおかげだった……?(読み取りきれてない観客
・阿部ちゃんこと阿部サダヲが題名「ラストマイル」の説明をする役と相成ったの、何よりふさわしかったね。ストライキの後、役職の人も総出でみんなで荷物運ぶんだぞ! って嬉しそうなのよかった。彼もかつては最前線で荷物を運んでいたのだ、配達の仕事に誇りを持っていたのだ、とわかる台詞があったものね……。
・全然関係ねえけど正平さんや阿部ちゃんから煙草奪い過ぎないでくれ社会、って思ってしまった。喫煙もまた難しい問題だし煙草持ったこともない私がいうのは違うかもしれんが……
・山﨑や筧まりかのくだりでゴア表現強めだったのは、露悪的な意味では当然全くなく、むしろ自死を抑止するためのメッセージと感じたな……。中堂のセリフも本当、ミコトのセリフも本当。相変わらずの彼らが、懐かしく頼もしかった。
・しかし劇場で聴く「伊吹藍(曲名)」は(ひゃーーーーー!!)ってなるね。コインがチャリーン!(アンナチュ)の効果音もね。
・志摩と伊吹も相変わらずでありがとうございます! 六郎もすごく頑張っててありがとうございます! 東海林さん推しなのでとにかくありがとうございます!!
・伊吹の野生の勘について、桔梗さんはじめその場のみんなが「まあまず聞こうじゃないか」の姿勢なのすごくよかった。その言語化を志摩が担うのもね!
・100回リピした勢でありながら役名思い出せなくてごめんねまえだまえだの弟くん、君も刑事になったんだね。ある意味伊吹と同じルートを辿って陣馬さんの隣で働いてるんだなあ。
少なくともあともう一回見に行く予定なので、ひとまずこれにて。パンフ買お!